光と水で歯垢を取る? ロングセラー歯ブラシ「SOLADEY N4」

ソラデーは、世界初の“光触媒反応”を応用した歯ブラシ。「光触媒」とは、光を照射することにより化学反応の反応速度を速める物質のこと。

主な物質として酸化チタン(TiO2)があり、水を酸素と水素に分解する性質や、水滴がつかない超親水の性質などを持つ。これを応用し、病院の手術室の壁・床のコーティングや防曇ガラスの技術に使われるなど、実用化も進んでいる。

ソラデーシリーズは、持ち手にソーラーパネル、ネック部分に光触媒活性物質である酸化チタン(TiO2)を内蔵。

 

【提供】ブラシ先端

 

ソーラーパネルに光が当たることでマイナス電子(e-)が発生し、水や唾液を介して口腔内の歯垢に働きかける。つまり、光のチカラと水だけで歯垢を除去する仕組みだ。

 

【提供】リリース1P目の図

 

その効果の高さは様々な臨床実験により実証済みで、通常の歯ブラシと比べて、虫歯のもととなるS.ミュータンス菌を抑制し、歯垢を40%以上減少させ、歯のエナメル質を溶かす乳酸を分解する効果が確認されている。

 

【提供】リリース2P目の図

その独自の構造と加工技術で、日本ほか世界15の国と地域で特許を取得。電動歯ブラシではなく手磨き用の歯ブラシだが、ブラシ部分を取り外すことのできるスペアブラシ方式で、数種類の中から好みのブラシに交換することが可能。

3回以上の交換で50%以上のゴミ削減に貢献することから、歯ブラシとして初のエコマーク認定製品になっている。

「SOLADEY N4」は、従来品と比べソーラーパネルの大きさが2倍に。太陽などの自然光だけでなく部屋や洗面所の明かりなどの室内光にも反応して効果を発揮する。

ソーラーパネルを覆わないように導電性ラバーを持つことで自然に正しい持ち方(ペングリップ)になるというデザインも機能的。

 

【提供】ペングリップ

 

TiO2半導体は半永久的に使用可能、防水構造で丸ごと水洗いできるので手入れも簡単だ。一度使ったら病みつきになる人もいるというこの歯ブラシ、歯の健康に興味を持つ人ならぜひ試してみてほしい。

(文/&GP編集部)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする