初スマホに最適!Wikoが1万円台の超安SIMフリーモデルを発売!

Wikoは2011年にフランスのマルセイユで設立されたベンチャー企業。フランスではシェア2位を獲得し、西ヨーロッパ各国では、若い世代を中心に人気を集めているメーカーです。日本市場には、2017年2月に「Tommy」というモデルで参入し、同年12月に第2弾モデル「Wiko View」を発売。今回のTommy3 Plusは第3弾となります(※2018年2月にNTTレゾナントとコラボレートした「g08」というモデルもリリースしています)。

Tommy3 Plusの最大のセールスポイントは1万4800円という価格。現在、量販店などで購入できるSIMフリースマホの中では最安価格帯に属するはずです。CPUは1.5GHzのクアッドコア、メインメモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GB。なので、大きな期待は禁物。あくまでも、初めてスマホを使う人や、SNSやカメラなど標準的な用途が中心のライトユーザー向けです。

▲初心者向けのシンプルなホーム画面にも切り替えられる

しかし、低価格ながら、そこそこ大きい5.45インチのディスプレイを搭載。画面縦横比が18:9なので、縦に長く、横幅が細いことも利点です。

▲サイズはH147.6×W71.3×D8.6mmで、重さは150g。片手でも操作しやすい大きさだ

カメラは背面が1300万画素、前面が500万画素で、1万円台としては十分すぎるスペックを実現。前面にもフラッシュを搭載し、背景をぼかせる機能を備えるなど、セルフィーもアクティブに楽しめそうです。

▲背面には1300万画素カメラを搭載

▲背面カメラで撮った作例。室内でも明るく撮れる印象

▲前面カメラでも背景をぼかすことが可能

ネットワークは国内3キャリアの4G・LTEに対応し、VoLTE対応の2枚のSIMで同時待ち受けができるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応しています。海外出張用のサブ端末としても活躍しそうです。

量販店とWikoダイレクトショップ(Amazon)で購入できるほか、一部のMVNOでも販売される予定。1万4800円は、あくまでもメーカーの市場想定価格なので、もっと安く買える場合もあるかもしれません。保護フィルムとクリアケースが同梱されているので、別途購入する必要もありません。まだ、日本市場での実績は少ないメーカーですが、故障時などの修理に日本国内で対応してくれるカスタマーサポートも用意されています。そろそろスマホを試してみたい……というビギナーには、もってこいのモデルかも!?

▲クリアケースも同梱されている

>> Wiko

 


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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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