カメラ好き一眼レフ「D500」 小型ハイスペック、4Kムービー

35mmフルサイズより小さなセンサーを搭載するDXフォーマット最上位機種となる「D500」は、キットレンズに採用した5倍標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR」と組み合わせても質量は約1340gというコンパクトさ。

炭素繊維複合素材とマグネシウム合金を用いたモノコック構造で、耐久性を維持しながらも薄型ボディを実現している。
小型カメラといえばサブカメラ的な位置づけだが、この「D500」もやはりフラッグシップ最新モデル「D5」との同時発表。しかし、コンパクトなボディに、プロでもこれで十分と思えるスペックが詰め込まれている。

編集部の仕事で使うにもスペックが高すぎると感じるほどで、ハイアマチュアや趣味、またはステップアップを望むユーザーは見逃せないはず。

AFフォーカスポイントは153点。これは「D5」と同等。そして、10コマ/秒と速写も「D5」と同じで、最大200コマ(14ビット記録ロスレス圧縮RAW)まで高速連続撮影が可能だ。

そのほかの特徴は以下の通り。

・最長29分59秒の4K UHD動画の撮影も可能。
・新画像処理エンジン「EXPEED 5」搭載により常用感度 ISO 51200を実現、ISO 1640000相当(Hi 5)までの増感も可能に。
・タッチ操作・チルト可動の高精細な3.2型画像モニター。

また今回新たに発表された、Bluetooth® low energy で、デジタルカメラとスマートデバイスとの常時接続を可能にするアプリ「SnapBridge」にも対応している。
高速な有線LAN/無線LAN通信を可能にするワイヤレストランスミッター「WT-7」と、撮影可能コマ数を向上させる「D500」用のマルチパワーバッテリーパック「MB-D17」も発売予定。

プロ用は大きく重いため、機動力や取り回しはコチラのほうが上かもしれない。発売予定は2016年3月。買い替えるかどうか、大いに悩みそうだ。

Nikon D500 http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d500/

(文/&GP編集部)

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