いきなりバーストするぞ!スマホ連動の新型ベイブレード

駄菓子屋の前で子どもたちが一心不乱に回して遊んでいた時代から、ベーゴマは進化し続けてきた。1998年に登場したベイブレードは、世界で累計3.5億台以上を出荷。特に日本国内では、子どもたちの間で社会現象といえるほどの人気となった。

ベイブレードシリーズは“ランチャー”と呼ばれる発射装置を使うことで、誰もが簡単にコマを回せるのが魅力。ランチャーにベイブレード(コマ)を装着し、取っ手を引くことでシュート。初めてだって、不器用だって、誰もがブンブン! と回せてしまうのだ。

そんなベイブレードの7年ぶりの最新シリーズが「ベイブレードバースト」。その進化ポイントを順に見ていこう。

まず、シリーズ名にもある“バースト”というギミックが追加された点。これは、3つのパーツで構成されるコマ本体が、コマとコマとがぶつかり合ううちに、文字通り「バーーーン!!」とバラバラに破壊(=バースト)される仕掛け。

このバーストは、いつ起こるかわからないところがポイントで、バーストが起こった瞬間にパーツがバラバラになり、瞬時に勝敗が決まる。歓喜と悔しさで場は盛り上がり、熱狂すること必至だ。

また、リアルな場でバトルを繰り広げられるだけでなく、しっかりと今の時代にフィットした進化も遂げている。例えば、“ベイロガー”という記録端末を用意したこと。ベイロガーを発射装置であるランチャーにセットして使うと、シュート回数を記録。プレイヤー同士のロガーをかざすとフレンド登録ができる。

さらに、専用アプリをダウンロードしたスマホに接続すれば、日々の練習回数や購入したパーツでのカスタマイズ履歴、参戦した大会や入賞結果など、成長の記録を閲覧できるのだ。

コマにはそれぞれ極小のNFCチップを内蔵。ベイブレードバーストを使ううちに、それぞれのコマの中に「何回バトルをしたか」などのデータが蓄積されていくのだ。見た目こそ友だちのコマと同じだが、中身は全く異なる、自分だけのベイブレードになっていく。

加えて、それらのデータをクラウドサービス“ベイクラウド”にアップすることも可能。スマホなどからデータを確認できるのはもちろん、店頭に置かれる予定の端末にかざせば、自分のベイブレードの成長記録をチェックできるという。

もし子どもに「ベイブレードやりたいから、ちょっとスマホを貸してよ!」なんていわれたら、自分も一緒になって楽しんでしまうのもいいかもしれない。友だち同士はもちろんだが、親子でも楽しいコミュニケーションを図るいいきっかけにもなりそうだ。

TAKARATOMY
ベイブレードバースト
2200円(コマ本体/ランチャー/ベイロガー)
1200円(コマ本体/ランチャー)

(文/&GP編集部)

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