この位置に時刻表示があったら結構見やすいかも

もともとこの腕時計は、1970年代後半から1980年代前半という、デジタル時計が急速に普及した時期に発売されて人気を博したモデル。今回の復刻版は、象徴的な文字盤上部のストライプと台形デザインを当時のまま踏襲。現在では、独特なレトロフューチャー感の印象が強く、よりいっそう魅力的に映ります。

時刻表示はりゅうずのボタンを押す回数で決まります。1度押しで「時分」、2度押しで「秒」、以降はボタンを押す回数で順番に「月日」「曜日」「セカンドタイムゾーンの時分」が表示される仕組みです。

カラーバリエーションは以下の3種類あり、モデルにより価格が異なりますが、ケース径31.1mm、ケース厚13.8mm(いずれも設計値)とケースサイズは同一です。

ケースもバンドもゴールドの「97C110」は3万8000円(税別)。LED表示も含め、当時のカラーリングを忠実に再現したモデルです。

全面シルバーのカラーリングの「96C139」は3万3000円(税別)。コンピュートロン誕生時にはまだ実現していなかった青色LEDを時刻表示に採用しているという、復刻版でしか実現しない趣深い組み合わせとなっています。

着用シーンを選ばないブラックのカラーリングの「98C135」は2万8000円(税別)。ラインナップの中では唯一、バンドがステンレスではなくシリコンラバー製となっています。

どうしても個性的な外見に注目が集まりがちですが、実は時刻表示が見やすいという本質的な価値を持っているところが良いですね。

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(文/&GP編集部)

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