世界初のクオーツ誕生から50年!記念のセイコー アストロンはGPS付き!

世界初のクオーツ式腕時計「セイコー クオーツ アストロン 35SQ」が東京・銀座で発売されたのは、1969年12月25日のこと。月差±5秒以内という高精度は世界を驚かせ、やがて腕時計や時計に対する価値観、さらには人々のライフスタイルを一変させるものとなりました。

時計の制作技術における革命的なプロダクトとして、2014年には日本機械学会から「機械遺産」として、2018年には国立科学博物館から「未来技術遺産」として、それぞれ認定を受けています。

この「35SQ」の発売50周年を記念したのが、今回発表されたトリビュートモデル「The 1969 Quartz Astron 50th Anniversary Limited Edition」。

デザイン面では「35SQ」オリジナルの意匠を忠実に再現。18Kイエローゴールドのケースにはオリジナルモデルと同様、熟達した宝飾加工職人によって、特徴的な荒らし彫り模様が手作業で施されています。

ダイヤル表面には、タテ方向の筋目パターンが施され、針やインデックスも「35SQ」をオマージュした細身形状の黒塗り加工。カーブを描いたボックス型サファイアガラスとともに、豪奢でクラシカルな雰囲気を演出しています。

特別な意匠を損なうことのないよう、ムーブメントには世界最薄のGPSソーラーキャリバー「3X22」を採用。光を感知して時刻を自動受信し修正する “スーパースマートセンサー”、簡単操作で素早く現地時刻に修正できる“高速タイムゾーン修正機能”など、アストロンならではの優れた機能をコンパクトなボディに搭載しています。

裏側に返せば限定モデルの証として「Limited Edition」の文字とシリアルナンバー、さらに馬蹄型の枠内に「Commemorating the 50th anniversary of Quartz Astron, released on Dec 25, 1969」のメッセージが。木目も艶やかな特製ボックスには50周年の記念ロゴが施されます。

優美さと繊細さ、雄々しさをたたえながら描かれた金色の円環模様は、初志に立ち返りながら、さらに新たな未来を切り拓こうとする決意を象徴するもの。輝かしい歴史とスケールの大きさに、ただただ圧倒される特別モデルです。

>> セイコー アストロン「The 1969 Quartz Astron 50th Anniversary Limited Edition」

 


[関連記事]
海の情景を具現化したセイコー プロスペックスの数量限定モデル

90年代の人気モデルを現代風にリメイクしたセイコー×ジウジアーロ

黒く輝くスカルロゴを携えたセイコー アストロンの新境地


(文/&GP編集部)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする