オールハンドメイドのレザーベルトは使うほどに愛着が深まります

Brown Brownは、川村達郎氏と渡邊祐氏が2012年に立ち上げたレザークラフトブランド。アパレル出身ならではの洗練されたセンスに加え、裁断から染色、縫製まで、ほぼ全ての工程をハンドメイドで作り上げる丁寧なモノづくりが評判を呼んでいます。

今回発売の「Lo-Fi Digital」は、TiCTACとBrown Brownのコラボ第2弾となるもの。初回モデルが伝統的なミリタリースタイルのアナログ時計だったのに対し、今回のモデルでは80年代を思い起こさせるレトロフューチャーなデジタル時計を採用。樽型と八角型それぞれのフォルムとカラーに合わせて、素材も加工もそれぞれ異なる特製レザーバンドを組み合わせています。

▲「MiM-BROWN2」左からベージュ×ブラック、ブラック、ベージュ×ホワイト

2枚革仕立てのボリューム感あるレザーバンドが圧倒的な存在感を放つのが、樽型ケースの「MiM-BROWN2」(3カラー、各1万2100円)。いずれも裏側には染色されていないヌメの栃木レザーが用いられていますが、表側にはGD/BEGモデルでは表面を荒らしてヌバックのような手ざわりに仕上げたカフーレザー、BKモデルではフルベジタブルタンニングで仕上げた栃木レザーを採用。

またBEGモデルでは表裏ともにヌメの栃木レザーを使うなど、それぞれの雰囲気に合わせた素材がセレクトされています。

▲「MiM-BROWN3」(左)ブラック(右)ベージュ

八角型ケースの「MiM-BROWN3」(2カラー、各1万1000円)でも、BEGモデルではヌメの栃木レザー、裏側にはヌメの豚革を使用した2枚革仕立てを採用。一方BKモデルは、3mmほどの厚みのある栃木レザーを用いた1枚仕立て、こちらはハンドステッチでシンプルに仕上げています。

ボリューム感あるレザーバンドとのバランスを考え、時計の機能はあくまでもシンプルで軽やかに。手にした時の温かみや質感、丁寧に加工されたレザーを自分だけの相棒に育てていくエイジングの楽しみは、天然素材だからこそ味わえるもの。使うほどに愛着が深まりそうな時計、あなたならどのモデルを選ぶ?

>> TiCTAC「Movement in Motion× BrownBrown」

<文/&GP>

 

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