美しさの中に日本人の「叡智」を宿すセイコー クレドール新作

2014年にリリースされたクレドールのマスターピース「クレドール 叡智(えいち)Ⅱ」をベースにした「叡智Ⅱ 瑠璃色磁器ダイヤルモデル」。三針と12本のインデックス、そしてブランドロゴのみという極めてミニマルなデザインの中に、日本の誇る繊細で美しい匠の技術を結集しています。

まず目を奪われるのが、美しいブルーのダイヤル。このダイヤルは"ポーセリン”と呼ばれる磁器でつくられていて、色合いは独自に調合した天然の釉薬を繰り返し焼成することにより生み出しているそう。古来より珍重されてきた宝石である“瑠璃”(ラピスラズリ)の色を目指して、2年にわたる開発の末に実現したこの深いブルーは、セイコーの歴史の深さをも表現しています。

また、このガラス質の釉薬が高温で溶けて再び固まる際に表面張力によって作り出す柔らかな曲面も特徴で、角度によって光り方が変わり、さまざまな表情を見せるのも魅力です。

そして、ダイヤル上のブランドロゴとインデックスは、高級時計の専門工房・マイクロアーティスト工房の卓越した職の手によって独自に配合した絵の具でひとつひとつ描かれたもの。手書きによる温かみに加え、独特の立体感によって高い視認性も確保しています。

シースルーバックから見えるムーブメントは、セイコーの誇る、機械式とクォーツ式のハイブリッドである"スプリングドライブムーブメント キャリバー 7R14”。このキャリバーの表面には美しい濃紺の"テンパー(ブルースチール)仕上げ”の針によるパワーリザーブ表示も搭載しています。

また、キャリバー 7R14は限られたエネルギーを有効に使う画期的な機構である"トルクリターンシステム”により、従来よりも約25%向上した約60時間の持続時間を誇ります。

ケースとストラップの中留はプラチナ950、ストラップにはクロコダイルレザーを採用。3気圧防水性能を有しています。

この、上質で特別な「叡智Ⅱ 瑠璃色磁器ダイヤルモデル」は2021年1月22日より発売予定です。

>> セイコー クレドール「叡智Ⅱ 瑠璃色磁器ダイヤルモデル」

<文/&GP>

 

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