トヨタから木のクルマ、登場しました。コレ実現できませんか?

各メーカーが先進技術をこれでもかと詰め込んできた今までのコンセプトカーとは一線を画す発想で生み出された「SETSUNA」は、“人とクルマの新たなつながり”を表現するため、素材として「木」を選択。

住友林業との共同開発により、外板は杉、フレームには樺など用途に応じた国産の木材を使用し、組み立てには、釘やネジを使用しない伝統技法を取り入れた。これは簡単に真似できないだろう。さすが、ニッポンの技術は素晴らしい!

美しいカーブを描くボディラインはまるで船のようで個性的。メンテナンスがしやすいよう、外板パネルは簡単に取り替えが可能な設計になっている。

素材の選び方や手入れ次第で長年使い続けることが可能であり、年月を経るごとに風合いが増して唯一無二の個性が生まれる木材。この素材を用いることで、家族で代々受け継がれる中で人々の想いが積み重なり味わいを深めていくクルマを具現化した。

新鮮な美しさとあたたかみを感じさせる新時代のコンセプトカー。取り換えられるボディが可能な今、ぜひ木のボディも選べるようになってほしい。

(文/&GP編集部)

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