大画面だけどコンパクトなドラレコで視認性が高まります

ユピテル「Y-230d」「SN-TW85d」は、フロントカメラ搭載の本体ユニットと後方映像を残すリアカメラという、ふたつのユニットによって構成されるドライブレコーダー。

「Y-230d」は量販店モデル、「SN-TW85d」はディーラーモデルとして発売されるもので、ユニット自体の仕様は基本的には同じものになります。

サイズはフロントユニットが幅89×高さ51×奥行き35mmで、リアカメラは25mm径×55mm。搭載カメラはフロント、リアともに200万画素カラーCMOSカメラで、光量の少ない状況でも鮮明な映像をとらえる高感度センサーSTARVIS技術を搭載。

夕方や深夜でも車両ナンバーまできっちり記録してくれます。特にリアカメラはスモークガラスの暗さを踏まえてチューニングしているので、映像が不明瞭になりやすい夜間でも後方映像をクリアにとらえられるのが頼もしい。

最大記録画角はフロントカメラが対角160°(水平135°、垂直75°)、リアカメラが対角150°(水平130°、垂直70°)と十分な視野を確保しており、斜め方向からの危険な割り込み、急な歩行者の飛び出しにも対応。ドラレコに必須のHDR機能やGセンサーももちろん搭載しています。

なんといっても特筆すべきは、業界最大クラスの大型モニターの搭載です。フロントユニットには3.0インチフルカラーTFT液晶を搭載、さらに画面表示もステータスバーをなくしたフルスクリーン表示へと一新。大きく見やすい画面で、状況をより鮮明に確認することができるのはかなり頼りになります。

しかも、ユニットそのもののボディサイズは従来2.0インチモデルと引けを取らないほどコンパクト。特に縦方向のサイズは2.0インチモデルとほとんど変わらないので、フロントガラスに設置しても邪魔になりません。


直感的に操作できるよう、操作ボタンは画面右に一列に並べてすっきりとレイアウト。本体下部には“ワンタッチ記録ボタン”を備えているので、万一の事故や事件にもすぐさま対応できます。

量販店モデル「Y-230d」には16GB、ディーラーモデル「SN-TW85d」には32GBのSDカードをそれぞれ同梱するので、購入・設置したら即使用可能。別途SDカードを用意しなくても大丈夫。

またSDカードに初期化不要で使える独自フォーマットを採用している点にも注目。一般的なドライブレコーダーではSDカードに上書き保存を繰り返ししていると次第に書き込みエラーが発生する可能性があり、確実な映像記録を残すためには定期的に初期化を行わなくてはなりませんが、この「Y-230d」では独自フォーマットの採用によってこの問題をクリア。出発前のひと手間なしでいきなりスタートできるのは、地味ながらもちょっとうれしいポイントです。

>> ユピテル

<文/&GP>

 

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