スマホを挿せば音が増幅!拡声器と同じ仕組みの無電源型スピーカー

本製品を製造しているのは、拡声器を専門に78年製造してきた日本の町工場・ノボル電機。同社の業務用拡声器作りのノウハウをベースとしており、見た目だけでなく音まで拡声器そのもののクオリティを実現しています。過去に同社が発売していた製品をPESSがブラッシュアップさせたのが「NMP-001P」になります。

使い方はシンプルで、スマホを挿し込み音楽などを再生するだけ。スマホのスピーカーから流れる音を増幅しつつ、デジタルオーディオ製品では再現できない、どこか懐かしく安らぎを与える音質に変化させてくれます。

メガホンを3つに分割し折りたたんで作るレフレックス型拡声器と同様の構造となっており、コンパクトサイズ(口径φ:160±2mm、奥行:178±2mm、高さ:165±2mm)ながら+10デシベル以上の増幅性能を実現。音を反射させ増幅させていくことで生じる音圧の揺れが、拡声器特有の優しくノスタルジックな音を生み出します。これは音圧が一定のデジタルスピーカーでは味わえません。

もちろん、見た目や音質の懐かしさだけではなく、実用性も考慮しています。電源不要ですが、挿し込んで鳴らしながらスマホ自体を充電できるよう、ケーブルを通す穴が開いています。また、この穴により音質が変わることの無いよう、穴の大きさも試行錯誤を繰り返して最適なものに設計しているとか。

挿せるスマホは、幅78mm以下、厚さ15mm以下。ケースを着けたままで使いたい場合は、ケース込みのサイズも要チェック。

寝室のやさしいアラーム代わりや、テレワーク時のBGMだけでなく、アウトドアやソロキャンプなどに持ち出して、自然の中で音楽を聴くという体験にもぴったり。本体カラーはどこでも合わせやすいホワイトとブラックの2色展開です。学校の校庭を思い出させる見た目と音質のスピーカーで、音楽を楽しむのもアリですよね。

>> Makuake

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆業務用拡声器メーカーが作るレトロで小さなBluetoothミニコンポがイイ感じ!
◆マスク越しだからこそマイクが拡声器代わりになるのは助かる!
◆両手が空くから動きながら使える!音楽も流せるポータブル拡声器

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする