「熱反射」って効果絶大!スマートなのに暖かいダウンはオンオフ問わず活躍間違いなし!

近年、アウトドアブームも相まって、ダウンジャケットの人気が高まっています。「今年の冬は寒くなる」と言われているだけに、冬のアウターはしっかり準備しておきたいところ。

そんなダウン選びのポイントが、“保温性”と“動きやすさ”。実はダウンジャケットといっても暖かさはピンキリで、ダウン量や生地特性によって防寒レベルに大きく差が出てきます。また、ダウンの量は多いほど暖かいのですが、そのぶん着ぶくれして動きにくいという欠点も…。

これらを解消したのが、ポートランド発祥のアウトドアブランドでお馴染みのコロンビアから登場した「ロックフォールダウンジャケット」(2万7500円)。今年、このダウンジャケットを手に入れた、冬でもアクティブに過ごすある男性の日常から、その機能性を見ていきましょう!

 

■暖かさの秘密は“オムニヒート”にあり!

ここ数年、ダウンジャケットが流行っていると聞いて、今年いよいよ購入を決意。なにせ寒くなるらしいから。そこで、理想のダウンを求めていろいろ検討した結果、コロンビアの「ロックフォールダウンジャケット」に決めた。その一番の理由は、アウトドアブランドならではのスペックで、冬でもアクティブに過ごすことができ、自転車が趣味の僕にぴったりだと思ったから。

最近、週末は自転車に乗って近所をぶらぶらするのが定番。体を動かせるし、人との接触も減らせるし、ってことでちょうどいい。半径5~10kmくらいのサイクリングが多いけど、ときには20km先まで行っちゃうことも。

ここのところ朝晩はかなり寒くなってきたけど、今のところまったく問題なし。というか余裕。なぜなら「ロックフォールダウンジャケット」があるから。

ダウンジャケットなのに着ぶくれしない、すっきりしたシルエットがお気に入りポイント。動きやすいから自転車も乗りやすい! 街や電車でモコモコしたダウンジャケットを着ている人をよく見掛けるけど、こっちのほうが普段使いしやすいし、コーデもしやすいと思うんだよなぁ。

そしてとにかく暖かい。ここだけの話、ショップで選んでいるときは、見た目がすっきりしてるから本当に暖かいか不安だったんだ。でもこのダウンに使われてる機能、エベレスト登山にも使われるほど防寒性が高いんだって!

その秘密は、裏地に“オムニヒート”というコロンビア独自の保温機能を搭載しているから。オムニヒートは、生地にアルミ蒸着加工を施すことで、身体の熱を反射して暖かさをキープする技術。羽毛の隙間にたまった暖かい空気をしっかり閉じ込められるから、ダウンの量が少なくても十分すぎるほど暖かい

実際に、日本を代表する国際山岳ガイドの近藤謙司さんが2013年、オムニヒート搭載ウエアを着てエベレストを踏破。高所でも動きやすくするため、あえてダウン量を減らした仕様にも関わらず、平均気温-20℃以下のエベレスト登頂を実現したのは、このオムニヒートのおかげなんだとか。

だからダウンの量が少なくても、めっちゃ暖かくて、もちろんシルエットはスマート。しかも熱を逃がさないのに、汗や湿気は逃すという優れモノ。

さらに! 使っているダウンは、動物に対する不当な扱いを行っていない農場からとれたことを保証する国際認定基準(RDS)をクリアしているとか。こんな高機能ダウンジャケットが2万円台ってコスパ高すぎでしょ!

このダウンを買うまでは、寒いのがイヤで冬に自転車に乗ることは少なかったんだけど、今年の冬はひと味違う(笑)。気温を気にせず、いつでもサイクリングが楽しめるからね。

とか言っているうちに、本日の目的地であるコーヒー屋さんに到着。自宅から自転車で約15分。コーヒー好きの友人から話を聞いて、一度来てみたかったんだ。

おいしい! お店の人も説明してくれたけど、独特の酸味と甘さがあって、口に入れた瞬間にブドウのような香りと味わいを感じる。それが飲んだ後まで口の中に残ってるんだ。このコーヒー屋さんは大当たり! これは、また来て別のコーヒーを試す気がする。サイクリングで立ち寄る定番スポット入りだな。

「ロックフォールダウンジャケット」を着ているから、寒さはさほど感じないし、今日は晴れているから顔にあたる冷たい風が逆に心地良い。そうそう、このジャケットに決めた理由には、表地の素材感もあったんだ。

アウトドア系ダウンジャケットによくあるツルツルの素材ではなく、マットでちょっとコットン風というか落ち着いた雰囲気。これなら街でも浮かないし、いつも着ている服や靴、お気に入りのショルダーバッグにも合うんだよね。

さて、コーヒーで体も温まったし、天気も良いし、もうひとっ走りしようかな。このダウンのおかげで寒くないから、日が暮れるまでサイクリングを楽しめる。よし、今日はまだ行ったことのない南の方に行ってみよう!

 

■カジュアルスタイルなら通勤でもいける!

ちなみにこの「ロックフォールダウンジャケット」、フードが着脱できるのもポイント。だから通勤のときも愛用中。うちの会社はカジュアルスタイルだから、通勤時はカモ柄でもOK。表地がマットな質感だから、フードを外せばちょっとオンな雰囲気にもなるしね。そういえば、この質感で黒のカラバリもあったから、それならスーツの人でもいけるかも。

よく考えたら、買ってからほぼ毎日着てるような…。暖かさはバッチリだし、動きやすいし、着ぶくれ感もないからコーディネートしやすい。だからつい毎日着ちゃうんだよね。オンもオフも使えるから、今年の冬は、たぶんこのまま着倒しちゃうかも。

▲左から「Black」「Dark Amber Canvas」「Cypress Traditional Camo Canvas」「Nimbus Grey」「Mountain Red」

 

>> コロンビアスポーツウェア「ロックフォールダウンジャケット」

 

<文/津田昌宏 写真/田口陽介 スタイリング/宇田川雄一 モデル/凪>

※撮影協力「LEAVES COFFEE ROASTERS」
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