吉田由美の眼☆SUBARU好きのためのコミュニティ「スバコミ」主催の野外イベントを満喫!

そんなスバコミが主催するイベントの中で、私が特に気になったのが、今回が初開催という「SUBARU アウトドアセミナー2017」。

アウトドアのエキスパートでもある檀 拓磨さんをリーダーに、檀さん運営の「CLUB3719」(長野県茅野市)でアウトドアライフを楽しもう、というプログラムです。

ちなみに檀さんは、1989年からマウンテンバイクやロードバイクのレーサーとして活躍。世界5カ国でチャンピオンに輝いた方です。当時、世界を転戦する合間に、各地でガイドに依頼して本物の“外遊び”を体験。その時の経験を活かし、“ストーリーのある週末”を皆さんに提供しながら、自然を守りつつ楽しみたい、との思いから、11年前にワンランク上のアウトドアを楽しめる場所としてCLUB3719を立ち上げたのだとか。

CLUB3719が特にこだわっているのが、水。きれいなわき水を敷地内に引き、同時に、独自の浄水施設を設けることで環境にも配慮しています。また晴れていれば、正面に八ヶ岳が広がる素晴らしい景色を堪能できるのも、この施設の魅力のひとつといえるでしょう。

今回のSUBARU アウトドアセミナー2017は、スバコミメンバーの中でも、限定30名だけが参加できた貴重なイベント。第1回目の今回は初心者コースということで、アウトドアの正しい基礎知識を楽しみながら学ぶことを目的に、檀さんがレクチャーしてくれました。

イベント当日の朝、CLUB3719に集まった参加メンバーそれぞれが自己紹介をした後、檀さんが施設と当日のプログラムを紹介。そして始まったのが「火起こし講座」です。

まずは、CLUB3719の裏山に入り、落ちている木の枝を拾います。選ぶ枝は、長すぎるものはNG。腕の長さ程度のものがいいのだとか。そして、なるべく乾いていて、あまり太くないものを見つけます。

その後、2段階に掘られた“囲炉裏”に、地面からの水分をシャットアウトするようダンボールで床を作り、その上に丸めた新聞紙を重ねていきます。その際の新聞地は、できるだけ空気を含むよう、くしゃくしゃに丸めるのがコツなのだとか。

続いて、拾ってきた木の枝を組み上げていきます。枝を組み上げる際に大切なのは、なんとビジュアル! できるだけ気分を高めることも、アウトドアライフを楽しむためのポイントだと檀さんはいいます。

そしていよいよ、くみ上げた枝=薪に火を付けます。きつくねじった新聞紙にマッチで火をつけ、参加者たちで点火する儀式を行います。火をつける際は、ねじった新聞紙を下向きにすると火の勢いが強まり、逆に上に向けると勢いが弱まるのだとか。

檀さんいわく、今回、初期の点火にはマッチを使いましたが、もし、震災などの災害時に火を起こさねばならないシチュエーションになった場合は、クルマのシガーライターが有効なのだとか。最近はオプション化されているクルマが多いシガーライターですが、万一の際のことを考えると必要なのかも。

火の勢いが落ち着いていきたら、いよいよお待ちかね、たき火を使ってのバーベキューです。地元で採れた鶏肉を、網に挟んでグリル。

先ほど山で拾ってきた木の棒の先を削り、そこにパンやソーセージを挿してホットドックも作ります。添えられるサラダの野菜や果物は、CLUB3719の畑で採れたもの。自然の味を堪能しました。

こんなに手軽に楽しめるのなら、アウトドアも楽しい! そして、いざという時に火を起こせると、暖をとれて暖かく過ごせる上に、美味しい食事をいただくこともできます。また女性視点で見ると、アウトドアで活躍する男子は、万一の災害時などにも頼もしいですよね。これからのモテ男子に必要なのは、そうした“‘サバイバル力”なのかも。

ちなみに、スバコミ主催のSUBARUアウトドアセミナー 2017は、この夏、あと2回開催予定。もちろん参加申し込みができるのはスバコミのメンバーだけですが、実はスバコミ、SUBARU車オーナーでなくても登録OKなんです(ちなみに今回のイベントは参加費無料!)。クルマのある生活を多角的に楽しめるスバコミ、クルマ好きならぜひ一度、チェックしてみてください。

(文/吉田由美 写真/田中一矢)


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