13インチの新MacBook Proが買いな10の理由

(4)13インチの方が持ち運びやすい

13インチならではのメリットは携帯性の良さにあります。質量を比較すると13インチモデルが1.37kg、15インチモデルが1.83キロとなっています。13インチでも劇的に軽いわけではありませんが、その差は0.5kg弱。持ち運ぶ機会が多ければ、なるべく軽いに越したことはありません。

▲15インチモデル(奥)と13インチモデル(手前)のサイズ感。左端はサイズ比較用にiPhone X

本体サイズもひと回り異なります。手で持ち運ぶなら13インチの方がスマートでしょう。あとは、カバン・リュックの選択肢も広くなります。

 

(5)夢の大画面は外部ディスプレイで実現できる

なーんて言いながら、「嗚呼、でもやっぱり大きいディスプレイも良いなぁ」って葛藤しまくり。15インチモデルを前にすると気持ちは揺らぎました…。しかし、よく考えれば大画面を使いたいときには外部ディスプレイに出力すれば良いはず。それならHDMIーUSB-Cのケーブルが1本あれば済みます。

▲ECサイトで「CHOETECH」のHDMIとUSB-Cプラグを接続できるケーブル(1999円)を購入。アダプタなしで使えるのが◎です。MacBook Proとディスプレイを接続し、Touch Barに表示される「デスクトップを拡張」をタップして接続した

自宅のリビングのテレビ、会社のパソコンでつかっているディスプレイ、会議室のディスプレイ、宿泊先のホテルにあるテレビなど、HDMIケーブルが接続できるモニターなら基本的にサブディスプレイとして使えてしまう。接続も非常に簡単です。

腰を据えるときは外部ディスプレイで大きく、持ち運びは軽やかに。13インチなら両方のメリットを享受できるというわけです。

 

(6)Hey Siriのアシスタント感が倍増

「あれ、あのフォルダどこだっけ?」と探す作業では、結構な時間を浪費してしまうもの。そこでSiriに手伝ってもらうのが、イマドキなやり方です。Touch Barの右端には、Siriボタンが表示されていて、これをタップするとSiriが起動します。

さらに新モデルでは「Hey Siri(ヘイシリ)」と話しかけてSiriを起動できるようになりました。つまり、キーボードでカタカタ別の操作をしながら「ヘイシリ、書類フォルダを開いて」と指示して、そのフォルダを表示してくれるわけです。Siriボタンさえ押す必要がありません。

▲「ヘイシリ、書類」と言えば、書類フォルダを開いてくれる

ちなみに、Siriのウィンドウは別の作業をしていると自然に閉じますし、「esc」キーをタップするなどすれば手動で閉じることもできます。

【次ページ】画面の色味がちょっと優しく

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