4Kテレビ時代が到来!冷蔵庫はスマホで管理するのが定番に!?【最新家電レポ4選】

■三菱電機から4Kチューナー&BDレコーダー内蔵の4Kテレビが登場

安蔵:三菱電機から4Kテレビ「4K REAL RA1000」シリーズが登場しました。東芝の「REGZA」シリーズに続き、4Kチューナーを内蔵するモデルです。

 

▲三菱電機が2018年10月に発売する「REAL 4K RA1000」シリーズ(写真は40インチモデルの「LCD-A40RA1000」(実勢価格22万円前後)

奈津子:2018年12月からBS/CSで4K本放送がスタートしますが、REGZAか4K REALを買えば視聴できるというわけですね。

安蔵:現行のBS/110度CS放送を視聴できている家庭なら、そのまま6チャンネルの4K放送を視聴可能です。「SHマーク」の付いたアンテナやブースター、分配器などをそろえれば、18チャンネルもの4K放送を楽しめるようになります。

奈津子:私は以前からテレビは三菱電機を推しているんですよ。実際に自宅ではパナソニックと三菱の2台使いで、寝室に2013年モデルの「LCD-32BHR35」を設置し、寝る前にトーク番組やドラマを見て勉強しています。ダイアトーンの音質とバランスの良い色彩、画面の向きをリモコンで変えられる「オートターン」が便利ですし、BDレコーダーを内蔵しているので配線も少なくてスッキリしているのが魅力です。

▲「『オートターン』機能を使うと、見る場所に合わせて画面の角度を変えられます」

安蔵:RA1000シリーズは三菱の4K REALシリーズとして初めてBDレコーダーを内蔵したので、“全部入り”になりましたね。4Kチューナーを2基内蔵しているので、4K放送を視聴しながら裏番組の録画もできますし、地上/BS/110度CSチューナーも3基搭載しています。

奈津子:電源とアンテナケーブルを接続すればいいという手軽さは、BDレコーダー内蔵ならではですね。

▲「BDレコーダーを内蔵するので、電源のほかにアンテナ線をつなげるだけで配線が済むのが魅力です」

安蔵:カーボンナノチューブを配合した三菱独自の「NCVスピーカー」は2ウェイ4スピーカー構成を採用。音の伝わりが速くてスッと消えていくのが特徴です。

奈津子:透明感のある音で、聞き取りやすいですね。演者としても活動している身としては、セリフが聞きとりやすくなる「声ハッキリプラス」も魅力的に感じました。

▲三菱独自の「NCVスピーカー」を2ウェイ4スピーカー構成で搭載する

安蔵:音声を分析して人の声などと背景音を分離させ、人の声を際立たせるというものですね。

奈津子:バラエティ番組の演出で背景の効果音がうるさすぎるときでも、演者の声がしっかり聞こえるようにしたとのことです。アイドル時代、SDN48として30人ぐらいでバラエティ番組に出ていたこともあるのですが、当時この機能があれば自分の声も聞きやすかったかもしれないと思いました(笑)。

安蔵:REAL 4Kシリーズは初代モデルからBluetoothスピーカーとして使える機能を搭載していましたが、今回はBluetooth送信機能を搭載しました。テレビの音をBluetoothスピーカーやヘッドホンなどに飛ばせるというのは今までになかった機能です。

▲「Bluetoothスピーカーとして使えるだけでなく、テレビの音をBluetoothスピーカーやヘッドホンなどで聞けるというのは、あるようでなかった機能ですよね」

奈津子:これはいいですね! 家族が寝静まった深夜に自分だけがテレビを見たいときにとても便利です。実際にこういう機能がないかという問い合わせが非常に多かったため搭載したそうですね。

■ディスプレイ部分を持ち運べる「AQUOSポータブル」が登場

安蔵:シャープは「AQUOSポータブル」を発表し、ポータブルテレビの市場に再参入しました。2011年にチューナー部とディスプレイ部をワイヤレス接続する「フリースタイルAQUOS」を発売してからしばらく販売していましたが、それ以来、約5年ぶりの再参入だそうです。

▲シャープが2018年9月20日に発売した「AQUOSポータブル」シリーズ。写真は16インチモデルの「2T-C16APB」(実勢価格7万9880円)

奈津子:ディスプレイ部は防水で持ち運べるので、キッチンで料理しながら、お風呂に入りながらテレビを見たり、録画した番組を見たりできるんですね。シャープのキッチン向けAIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応し、画面でレシピを見ながら家電にレシピを転送する……といった使い方もできるそうです。

▲「水の中に入れても大丈夫です!」

安蔵:ディスプレイ部は結構軽いですよね。

奈津子:APラインの16インチモデルで1.36kg、12インチは0.97kg。AFラインの12インチで0.91kgです。女性の革のハンドバッグぐらいですね。私はいつも荷物がめちゃくちゃ重いので、手持ちのカバンより断然軽く感じました。デザインに無駄がないですし、フックにかけられる設計なので、キッチンなどにぶら下げて見られるのも手軽でいいです。

▲「スタンドをフックにかけられるようなデザインになっています」

安蔵:割と魅力的な製品ではあるのですが、初登場の7年前からは、市場が大きく変わりました。タブレット端末がかなり安くなっているし、録画した番組をスマホやタブレットに転送できるレコーダーも増えているので、ITスキルの高い人にとってはそれほど魅力はないようにも思えます。

奈津子:確かに。Android OSを搭載しているそうですが、好きなアプリを入れられないのもちょっと残念です。あと、NetflixやHuluなどの動画配信サービスにも対応してほしかったなぁと心から思います。でも、キッチンやお風呂で使えてブラウザーも見られるポータブルテレビが欲しいという人にはピッタリですよね。

安蔵:画面に撥水コーティングしているので、サッと拭けばいいというのも手軽です。

▲「画面には撥水コーティングを施しているので、サッと拭くだけできれいになりました」

奈津子:子供がいる家庭での入浴でも活躍しそうですよね。アンパンマンやドラえもんなどを見せておけば落ち着いてくれそうな気がします。

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