塊肉をくるくる焼ける1万円のオーブンで焼豚を作ってみた!

■ドーム型のコンベクションオーブンはやや大きめ

塊肉回転コンべクションオーブンは、ヒーターからの放射熱とファンによる対流熱で、焼く、揚げるといった調理ができます。さらに、塊肉などを360度回転させながら焼けるようになっています。

▲サイズは幅350×奥行き435×高さ365mm,重さは6.3kg。2リットルのペットボトルと比べてもかなり大きい

炊飯器のような形ですが、サイズ感はやや大きめ。キッチンに出しっぱなしにして使うには、少し広めのスペースが必要そうです。

コントロールパネルのボタンを押して操作する仕組みで、温度、時間、調理モードを手動で設定します。

▲混戦灯を挿すと起動音が鳴る。電源ボタンを押して電源をオンにする

手動モードでは温度を50〜230℃、調理時間は最大60分まで設定が可能。調理開始時間を設定できる最大10時間のタイマー予約機能付きとなっています。

 

■フタを開けなくても焼き加減が見える

まずは焼き豚を作ってみようと思います。今回は330gの豚バラブロックを半日焼き豚のタレに漬け込みました。漬け込んだ食材を付属の串に刺しましょう。

▲ふたつのフォークを串に通してネジで固定する

あとは、串の尖った方を鍋の差し込み口に入れ、反対側をフックにかけます。

▲焼いたときに出てくる油は鍋に落ちる

フタを締めたら電源を入れ、串焼き回転モードで190度・50分にセットして、「スタート」ボタンを押します。

この調理時間の目安を自分で決めなければいけないのが、塊肉回転コンべクションオーブンの難点のひとつです。レシピブックは付いておらず、取扱説明書にローストチキンやステーキ、サンマなどの目安の温度、時間、モードがちょこっと書かれているので、これを参考にするほかありません。

▲焼き始めると内側がオレンジ色に光る

調理を開始したら、あとは完成するのを待つだけ。中の串がぐるぐると回転するので、そのまま調理が終わるのを待ちましょう。

完成した焼き豚がこちら。ちょっと焼きすぎた感じもしますが、表面に焦げ目がついて香ばしい香りがします。アツアツの焼き豚はジューシーで、均等に火が通っています。

▲余分な脂が落ちて、豚肉の旨みが凝縮されている

そんなに頻繁に作るものではないかもしれませんが、いざというときにこんなグリル料理が作れるのはいいですね。ほかにも、ローストチキンやとうもろこし、サンマなんかも焼き串モードで調理できるようです。

【次ページ】ノンフライのとんかつの出来栄えは?

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