楽しすぎ!最新モデルでRCレースに参加してみた

1.オリジナルデザインで仕上げる

 

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ひとつ目は、自分好みに仕上げるということ。どんなデザインで、どうカラーリングするか、妄想するだけでもワクワクします!

今回は、熟考に熟考を重ねた末、レーシンググリーンのボディにホワイトのキャンバストップに決定。「どっかで見たようなカラーだけど…」というのは気のせいです。

使用モデルはコチラ

タミヤ
1/10 電動RCカー
マツダ ロードスター(M-05シャーシ)
1万2744円
ライトウェイト2シータースポーツ、マツダ ロードスターの組み立てキット。ボディは軽量でショックに強いポリカーボネイト製。シャシーは前輪駆動のM-05で、組み立てやすい樹脂製セミモノコックフレームを採用しています。コーナーリング性能も高く操作して楽しい1台です。写真は編集部が製作したものです

 

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塗装にはポリカーボネート専用の「ポリカーボネートスプレー」を使用。窓などをマスキングし、濃い色から順に塗り重ねます。

コツは1度に厚塗りせず、3~4回に分けて塗り重ねること。そうすれば、色ムラが出にくく、均一に仕上がります。製作時間は、塗料の乾燥時間なども含めて丸3日。塗装する色の種類を減らせば1日で完成できるでしょう。


 

2.思いのままに、クルマを操る

 

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ふたつめの楽しみは、当たり前といえば当たり前ですが、プラモデルではないので走らせて遊ぶこと。

自分好みに仕上げたマシンを自在に操る達成感は、RCカーならではの醍醐味でしょう。やっぱりクルマは走っている姿が一番カッコいいですね!

はっきりいって「操作は簡単!」ではないです。プロポのレスポンスをクイックにすると、ハンドルをちょっと動かすだけで曲がり過ぎて、「あっ」と思って逆に切れば、これまた曲がり過ぎます。

これを繰り返すと酔っぱらっていないのに、千鳥走行になってしまいます。

また、慣れないと難しいのが、奥から手前に走ってくる場合です。走り去る場合はハンドルを右に切れば右に曲がるのですが、戻ってくる場合、右に切るとクルマは左に曲がります(正確には、クルマは右に曲がるのですが、手前に向かってきているため、操縦者からは左側に曲がって見えます)。


 

3.操縦に慣れたらやっぱりレース!

 

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ひとりで走らせるのも楽しいのですが、やっぱり速さを競いたくなるのが性というもの。

ということで、3つめの楽しみが、レースに参加することです。どんなレースでもいいのですが人と競えば、勉強になるし、レベルアップもします。そして何よりも同じ時間を他人と共有でき、一喜一憂できます。

今回、出場したメディア対抗ロードスター耐久レース。レギュレーションでは、チューニングが一切許されないためマシンの性能差はほぼ皆無。

腕試しにはうってつけ! 操縦技術に加え、特性の異なる3種類のバッテリーを使うためバッテリーの搭載順や交換のタイミング、ピットワークの素早さも大切なのです。

 

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今回、編集部からはドライバー2名、ピット2名の合計4名で参戦。レース序盤は順当に走行していましたが、中盤でマシントラブルによりストップ!

懸命に修復し、コースに復帰するも、時すでに遅し。一時は9位まで落ちましたが、最終的に6位でゴール。残念ながら表彰台を逃しましたが、チームが一丸となって戦った後の清々しさは格別!

ライバルといえども他車にぶつけてしまったら「ごめんなさーい」と声を掛け合ったり、ほかのチームのマシンがひっくり返っていれば近くにいる人が助けたり、和気あいあい。

結果には満足していませんが、レースに参戦したことには大満足。ぜひ1度レースに参加することをオススメします!

 

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以下、リザルトです。

順位/チーム名/周回数
1位 MAZDA 155
2位 電撃ホビーウェブ 153
3位 CARトップ 142
4位 Tipo 139
5位 ワンドラ 137
6位 Goods Press 133
7位 KURUMAGU 126
8位 Car Watch 124
9位 ル・ボラン 117
10位 月刊自家用車 109
11位 カーマガジン 108
12位 痛車グラフィックス 102
13位 autoblog 102


 

ところで、楽しみ方は4つと書きましたが、最後はチューンナップです。

4.負けないためのチューニング

 

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やっぱりレースに出たら勝ちたいもの。そのためには、よりパワーアップしたり、安定感を増したりするチューニングが欠かせません。

とはいえ、その段階まで達していないのでなんともいえませんが、操縦技術が上がり、もっとレベルアップし、レースごとのレギュレーションに合わせてチューニングできるようになれば、もっと楽しさが広がる(はず)です!

つくって楽しい、眺めて満足、走らせてワクワクするRCカー。編集部も次回(はあるのか?笑)に向けて練習あるのみ!

(写真・文/山口清憲)

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