専用マシンでお手軽ふわふわ!豆乳かき氷9種類を食べ比べ!

■フルーツ系はかき氷にしてもおいしい

今回、豆乳飲料をかき氷にして意外だったのが、「甘い系のフレーバーはきっとおいしいはず」という予想に反し、「フルーツ味最強!」という結論に達したことでした。今回でいえば、「巨峰」と「バナナ」です。

▲巨峰は、食べてみると豆乳だとわからないほどにフルーツ感があってさっぱりしている。むしろそのまま飲むよりおいしいのでは!?

▲バナナもフルーツ感が強く、まるで凍らせたフルーツを削って食べているような感じがした。個人的には今回のなかで一番好みの味だった

また、「ラムレーズン」と「紅茶」もかなり健闘していました。いずれも甘みは控えめなのですが、口に含んだときに香りがしっかり感じられるので満足感が得られるのだと思います。

▲ラムレーズンは甘さ自体は控えめだが、かなり本物のラムレーズンを食べているような香りがして好印象

▲紅茶も香りがきちんと感じられ、豆乳ドリンクであること忘れそうだった

逆に、もともとが甘い味を想像させるフレーバーはいまいちでした。おそらくこれは人間の舌のメカニズムのせい。舌は温度が低い食べ物であるほど、味の感じ方が弱くなるそうなのです。そのため、「バニラ」「麦芽コーヒー」「マカダミアナッツ」「ココア」「あずき」はいずれも甘みが足りないように感じてしまい、もうひとアレンジ必要かなという印象を受けました。

▲バニラは最初口に含むとバニラの香りがするが、溶けてくると一気に豆乳に戻る感じがして、やや意外性に欠けていた

▲麦芽コーヒーは全体的に味が薄く感じてしまった。これはそのまま飲んだほうがおいしく楽しめるようだ

▲マカダミアナッツは香りはいいのだが、やはり甘みがないのでややバランスに欠けている。これもそのまま飲むと美味しいので、かき氷にするのはもったいない

▲比較的微妙なラインだったのがココア。甘さが足りないので、チョコレートソースをかけるなどのひと手間をおいしくなるはず

▲あずきも甘みがやや足りず。黒蜜ときなこをプラスすることで、大きく変身しそうな可能性を感じた

味についてはそれぞれ違いがあったものの、口当たりはとにかくふわふわ! 「スノーデザート 雪華」のメーカー希望小売価格は3800円(税別)なので、かなりお得感のある買い物になりそうです。

すっかり秋を感じる気候になりつつありますが、お風呂上がりに高カロリーなアイスクリームを食べるよりは、ヘルシーな豆乳かき氷で身体をクールダウンしてみませんか。

>> タカラトミーアーツ「スノーデザート 雪花」

 


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(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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