また行きたくなる!インドネシア・スラウェシ島ってどんなとこ?<コーヒー農園訪問記・前編>

■ジャカルタはバイクだらけ!

▲ホテルから朝のジャカルタ市街を望む

2日目。ジャカルタは世界一の渋滞都市というイメージが強く、アジアの喧騒にあふれた大都会という勝手なイメージを持っていたんですが、街ナカなのに緑が多く、雰囲気はいい。なんだか住みやすそう。

なーんて思ってたんですが、そこはやはり大渋滞が名物ということはこの後よくわかりました。

この日は、インドネシア最大の食品の展示会を見学。バスで移動したんですが、いやはや道はクルマだらけ。そして東南アジアらしくバイクがとにかく多い。大きな建物の前は、たいがいバイクで埋まってます。

中でも目立つのが、緑のヘルメット。マレーシアの新興企業「Grab」のカラーです。Uberのような配車サービスなんですが、ここジャカルタではバイクが主流。昔のバイタク(バイクタクシー)が配車アプリに変わったということらしい。クルマだと渋滞に巻き込まれるから、たしかにバイクの方が早いかも。

そうそう、インドネシアは日本と同じく道路は左側通行です。その理由はのちほど。

▲2年に1回開催される大展示会「FOOD & HOTEL INDONESIA」の会場

▲多くの人でにぎわってました

今回は、キーコーヒーのトラジャ事業を取材することが目的です。そのトラジャ事業を現地で担う「トアルコ・ジャヤ社」もここに出展しているんだとか。

この展示会はインドネシア国内向けなのですが、近年インドネシアでは高品質なコーヒーの需要も高まっているとのこと。そのため、ここでホテルやスーパーへPRをしているそうです。

▲その場でハンドドリップした「トアルコ トラジャ」コーヒーの試飲もやっていました。うまい!

その後、老舗日系スーパー「Papaya Fresh Gallery(パパイヤ フレッシュ ギャラリー)」を見学したあと、スカルノ・ハッタ国際空港へ。

この日は、国内線に乗り、いよいよ目指すトラジャがあるスラウェシ島へ。国内線ターミナルだから、当然ながらインドネシアの人が多い。ムスリムが多いお国柄なので、ヒジャブを着けている女性もよく見かけます。

ジャカルタからスラウェシ島の中心都市であるマカッサル近郊のハサヌディン空港までは2時間半。

マカッサルはスラウェシ島の南西の端にあります。人口は約130万人。かなり大きな町です。到着したのは夜だったので、この日はホテルへ直行して翌日に備えます。なぜなら、翌日はいよいよスラウェシ島を大移動。330kmをバスで10時間の移動になります。デカいぜインドネシア!

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