コールマンの新作「カーサイドテント」はインナー付きで広くて快適!

■広々インナーテント

3025サイズのインナーテントは親子でゆったり眠れます。使い勝手は「タフドーム/3025」と遜色なし。

インナーテントはフックで6か所を吊り下げます。インナーテントのドアパネルは2面ありますが、ランタンマークが描かれているほうがクルマ側。

裾は車両側をペグで固定、反対側はスチールポールのペグに引っ掛けるだけ。簡単に取り付けられるので、夜だけインナーテントを取り付けるような使い方ができます。
3面のメッシュ付きパネルはどれも張り出し可能。パネル下をリビングとして使えるので、張り綱とペグ、サブポールを用意したいところ。

また、クルマ側にサブポールをたてれば自立するので、自立させておけばクルマを使って買い物や温泉、観光に出かけられます。ただし、クルマ側はインナーテントがセットバックされているものの、フライシートもなにもないので雨に弱いことをお忘れなく。天気が怪しいときは、手持ちのシートを吊り下げてインナーテントが極力濡れないようにするほうがいいでしょう。

▲インナーテントとクルマの間には靴を置くだけの余裕あり

インナーテントには天井や床付近にベンチレーターがありませんが、前後パネルがダブルファスナーになっていて、下部に巻き上げ用トグルが付いています。つまり、上のファスナーを少し開けて、下もトグルで巻き上げれば効率よく換気ができるということです。クルマ側には電源コードの引き込み口もありますよ。

*  *  *

よくあるフロアレスのカーサイドテントだってコットを使えば中で眠れますが、クルマの下から風が入ってきます。一方この「カーサイドテント/3025」は、インナーテント付きなのでダイレクトに隙間風を感じることはなく、普通のドームテント感覚で使えるのが新鮮。

また、雨の日はいかにクルマとテントを隙間なく接続するかで頭を悩ませますが、「カーサイドテント/3025」を核にして小さなドームテントやスクリーンタープを接続すれば連泊やグループでのキャンプにも対応できそう。

車中泊派はもちろん、ベテランキャンパーも手に入れたくなるテントに仕上がっています。

>> コールマン

 

<取材・文/大森弘恵

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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