【試してみた】小型車で行ける?大人3人でフェスキャンプ!

DSCN3032DSCN3033私は昨年フィアット500Cを購入。周囲からは「あれ、キャンプから足を洗ったの?」とも言われましたが……。

購入後は仲間が待つキャンプ場にひとりで出かける機会ばかりで積載性を試す機会がほとんどありませんでしたが、GW明けの週末に千葉県富津岬で行われたキャンプインフェスに友人と参加。そこで500Cのキャンプでの実力を試すことにしました。

今回のフェスに持っていく荷物は。。。

DSCN3035●テント(ドッペルギャンガー T5-23)
●テント(ニッピン メスナーSFN-TEX2000+ポール+フライシート)
●寝袋×4
●ひとり用ベンチレーションマット×4
●アウトドアチェア×3
●ランタン
●コンパクトテーブル
●防寒衣類(各自)
●サンダル×3
あとはビール、ワインなどの酒類と簡単なおつまみを途中のコンビニで購入といったところ。

同伴者は「うちらのテントに入っていいよ」とも言ってくれたものの、念のため私もテントは持参します。SFN-TEX2000は山岳用テントなのでコンパクトに収納できるのが強み。衣類をしまったスポーツバッグにすっぽり入ってしまいます。またふたりの同伴者はリュックの中に寝袋とマットを入れてきました。フェスはフードエリアが充実しているのでクッキンググッズは持参しません。

前夜に私たちとは別チームでフェスに行く友人から「寝袋貸してくれない?」と言われたので、寝袋とマットは計4つになりました。

荷物を積み込んでみた

DSCN2889それでは荷物を積み込んで出発しましょう。3人乗車なのでリアシート右側の背もたれを倒しラゲッジルームを拡大。500Cはラゲッジルームが独立しているためトランクスルーのような形になります。

スポ―ツバッグ、2本のベンチレーションマット、ふたつのリュック、寝袋ひとつを室内側に積載。500Cはリアシートへのアクセスが悪いものの、幌を開ければ下の写真のようにルーフ側から荷物を積むことができます。

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ラゲッジルームにはアウトドアチェアとドッペルギャンガー、小物類を収納。傘のようにワンタッチで開いて簡単に設営できるドッペルギャンガーのテントは超フェス向き! ただ収納サイズが約1mと大きいのがネック。500Cのトランク開口部より大きいのでトランクスルー部に一度通してから横積みします。

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そして小物類を積みこんだらこんな感じになりました。

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よく見るとまだまだスペースがありますね。リアシートも下の写真のようにゆったり座っています。荷物の中に人が埋まっているような画が撮れたらと思っていたのですが……。

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後方視界もクリアでノープロブレム!

もちろんフロントシートは身長188cmの私が運転しやすいドラポジにセットしてあります。トランクが独立しているので後方視界が荷物で遮られることもありません。今回のフェスは山ではなくビーチで行われたため防寒着が少なくすんだのも荷物に余裕がある要因でしょう。

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オープンカーのセレクトはやはり大正解! 海に向かう田園風景の中、屋根を開けて走るのは最高の気分です。当日はあいにくの曇り空でしたが、かえって暑さを感じずにすみました。標高が高い場所のキャンプ場なら真夏の昼間でも気持ちいいと思いますよ。DSCN2929

同伴者もこんな感じで浮かれています(写真下・笑)。ちなみに基地はテントふたつの間に椅子を並べたシンプルな設計に。2泊以上のフェスだともう少し基地を大きくしたいところですが、1泊のフェスだったらこんな感じで十分です(テントが密集しすぎて引いた写真が撮れませんでした……)。

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SUVやミニバンが多いキャンプ場にオープンカーで乗りつけるのは目立つことこの上なし!  大きな基地を作るのは難しいですが、今回のセットを積んだ感触ではタープと2バーナーくらいは積むことができそう。道具次第では500Cでも十分のんびりくつろげるキャンプサイトを作ることができるでしょう。近いうちに山キャンプにも挑戦してみますね!

(文・写真/高橋 満<BRIDGE MAN>)

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