世界の空港ラウンジ[04]プライムクラス CIPラウンジ@イスタンブール(トルコ)

エスカレーターを降りて左手に進むと、途中にラウンジの看板があります。

通路のつきあたりに、目指す「プライムクラスCIPラウンジ」の受付があります。

受付けを待つグループがいて、少し待たされましたが、プライオリティパスを見せ、伝票にサインすればOK。

受付を過ぎると、右手と左手にフロアがあります。右手フロアの方が広くて、落ち着ける雰囲気だったので、まずは右手のフロアへ。

他のラウンジ同様、自分の好きなものをセルフサービスで取っていくスタイルです。

▲バナナやリンゴなどのフルーツもありました

▲チーズやほうれん草入り、ローカルな塩味のペストリー類

▲スープの入った大きな鍋は、他のふたつのラウンジでもありました。寒い時季に限らず、夜や早朝などでも、温かいスープは嬉しいもの

▲温められているプチパン

▲以前、空港内のスタンドで見かけて気になっていたパン

 

▲ソフトドリンクも好きなものを好きなだけ

冷たいドリンクはカウンター下の冷蔵ケースにもあり、缶ジュース、ミネラルウォーターのペットボトル等々、種類豊富でした。水の500mペットボトルは、外に出る時にいただいてきました。

気になっていた円形のパンと、中にチーズ、ほうれん草の入った塩味のデニッシュ。円形のパンはむっちりしておいしい!

アルコール類はカウンターにあります。ビールもワインも、このカウンターでスタッフに頼みます。

せっかくなのでビールを頼み、ナッツ(一袋のボリュームあり)をつまみにゴクリ。

ラップサンドイッチは、まあ、そんなに美味しいものでもなく…

受付の左手のフロアは、菓子パンやスイーツが多く、椅子やテーブルもファストフード店のようなカジュアルな雰囲気。スペースも広くありません。蛍光灯が明るく、子供連れ向きのコーナーのようです。

左手のフロアでコーヒーとクッキーをいただいてみました。椅子も硬く、腰を落ち着けられる雰囲気でもないので、早々にもうひとつのフロアの方に戻りました。

やはり、入って右手のフロアの方がスペースが広く、ソファ席も多くあり、落ち着けます。照明もやや暗めかも。PCが使えるデスクやコンセントもあり、ビジネスユースにも便利。もちろん、ラウンジ専用のフリーWi-Fiが使えます。

ラウンジ専用のトイレの個室は広くて清潔でした。空港内の公共トイレを使うよりは、ラウンジのトイレ利用がオススメです。

シャワーもあるようでしたが、今回は利用しませんでした。

プライオリティパスで利用できるイスタンブール・アタテュルク空港内の3つのラウンジを比較して、一番落ち着けるのが、このプライムクラスCIPラウンジでした。

まず、ここのソファ席が楽です。広くて椅子の数が多いので、一人なら楽に席を確保できます。静かで落ち着いていて、フードもドリンクもほどよく揃っています。

今回、往きも帰りもラウンジを利用しましたが、帰りは時間があまりなかったので、もう一度利用しよう!と思った第一候補が、ココでした。

それでも、どこもそれぞれ個性があるので、次回もまたあちこち回ってしまうかもしれませんけれど(笑)。

 

▼Primeclass CIP Lounge ―Istanbul Ataturk Havalimani

営業時間:24時間.
所在地:国際ターミナル内、パスポートコントロール後、フードコートの下の階
利用条件:最大4時間まで/禁煙/7歳未満の子供は無料で同伴可
設備:ソフトドリンク/アルコール類/軽食/テレビ/新聞&雑誌/シャワー/Wi-Fi/インターネット/
※フライトインフォメーションはリクエストに応じて提供

※リポート内容は2016年11月時、ラウンジデータは2017年4月現在のものです。

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(取材・文/綿引まゆみ

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。

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