キーマンが語るランクル開発の舞台裏(2)世界で愛される名車の開発はコストより性能第一

延々と続く砂漠。その険しい砂の丘を、砂塵を巻き上げながら駆け上がる4輪駆動車…。そんなシーンを動画配信サービスなどで観たことのある人も多いのでは?

オイルマネーで潤う中東エリアの富豪たちによる、日常のちょっとしたレクリエーションのワンシーンですが、そんな場面に登場する4輪駆動車が、トヨタの「ランドクルーザー」。

世界的に“ランクル”の愛称で親しまれるランドクルーザーは、乗用車をベースに開発されたクロスオーバーSUVとは一線を画すタフネスさを誇り、オフロード向けSUVの雄といった存在。

約170の国と地域で販売され、先頃、世界累計販売台数が1000万台を突破したメイド・イン・ジャパンの代名詞であり、トヨタ車の基準であるQDR(Quality , Durability , Reliability & Value)、つまり、品質、耐久性、信頼性の象徴ともいうべきランクルは、どのような手法で開発されているのでしょうか? 長年、ランクルの開発に携わってこられた、トヨタ自動車の小鑓貞嘉さんにうかがいました。

>>ランクル開発のキーマン・小鑓貞嘉さんのインタビュー前編はコチラから

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