【体験ルポ】停電・災害時に頼れる!ポータブル電源で挑む冬の防災あったかライフ術とは

◾️低ワット調理家電でつくる「ほっとする防災メシ」

非常時だからこそ、温かい食事は心と身体を強力に支えてくれます。今回は低消費電力で使える「おすすめ調理家電」を活用して調理を行いました。

 

1.電気ケトルで作る「フリーズドライスープのホット雑炊」

まずは少人数用の電気ケトル(沸騰時約800W〜1000W)でお湯をサッと沸かします。 沸かしたお湯をアルファ化米とフリーズドライのスープに注げば、あっという間に熱々の雑炊が完成!体が底から温まる一品です。

 

▲著者のお気に入りはセブンイレブンのフリーズドライの雑炊や煮麺。お酒を飲んだ後とか小腹が空いた時用に常備していますが、体調が悪い時など「いざという時」に役立ちますよ

▲チョコレートなど甘いものもあればより心も体も癒されます

もちろん、お湯を沸かせば調理から好きなティーパックのお茶やコーヒーでほっと一息つけます。胃腸を温めると、心まで解けるので常備したいですね。

 

2.トラベルクッカーで作る「省エネあったかご飯」

▲「トラベルクッカー」は海外などに旅行に行った際に活躍

消費電力約300〜500Wで動く「トラベルクッカー」は、まさに防災メシの強い味方。 鍋に水を張り、パックごはんとレトルト食品(今回はイザメシの「魯肉飯」)を重ねて一緒に加熱することで、1回の調理で同時に主食とおかずを温める省エネ調理が実現しました。

 

▲レトルトのご飯パックと、「イザメシ」の魯肉飯(ルーローハン)を温めました。これが防災食と思えぬ美味しさで満足度大!アウトドア用の器を使用

 

◾️トラベルクッカーの応用アイデア&活用提案

レトルトの温め以外にも、トラベルクッカーは以下のような場面で大活躍します。

  • 水蒸気蒸し調理: 付属の蒸し網(またはシリコン蒸し器)を使い、冷凍・チルドの肉まんやシュウマイをふっくら蒸す。
  • 麺類の調理: 水から入れてサッポロ一番などの袋麺(ラーメン・うどん)を直接煮込む。
  • 湯煎保温: 缶詰やレトルトを暖かなお湯で保温調理する

 

◾️スマホ充電&昼間の「ソーラー充電」で電気の自給自足

 

夜間に電気毛布や調理で消費したバッテリーは、昼間のうちに付属の100Wソーラーパネルを広げて充電(蓄電)を開始します。

ベランダや庭先にパネルを太陽に向けて設置するだけで、みるみるうちにポータブル電源へ電力が戻っていきます。もちろん、充電中でもUSBポートからスマホの充電が可能。災害時の命綱である情報収集(スマホ)も、バッテリー残量を気にせず快適に行えました。

 

「昼間に太陽光で発電・蓄電し、夜間に暖房や明かりとして使う」サイクルを作ることで、停電が長期化した際でも電気を自給自足できるという大きな安心感が得られます。

 

◾️防災で失敗しない「選び方・運用のコツ」

今回試してみて実感した、災害時に本当に役立つポータブル電源の選び方と運用のポイントです。

推奨スペックは「700Wh〜1000Whクラス」 。「電気毛布を1〜2晩使用+1日1〜2回の湯沸かし・調理+スマホ数台の充電」を余裕をもってこなすには、1000Wh前後の容量が現実的で最も安心できるラインです。しかし、ポータブル電源単体では、使い切ったら終わり。停電などの長期化(ライフラインの復旧遅れ)に備えるためにも、ソーラーパネルとの連携セットを選ぶのが成功の鍵となりそうです。

「Jackery Solar Generator 1000 New 100W」が一台あるだけで、停電時でも「温かい部屋で眠る」「熱々のご飯を食べる」「スマホで情報を得る」という日常の当たり前を維持することができました。

いざという時の備えとして、電気毛布やトラベルクッカーなどと一緒に、ポータブル電源を準備しておこうと思います。

 

<撮影・文/食楽編集部>

 

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