斬新な天井空清からインスタ映え家電まで!最新家電レポ7選【2017年11月後編】

■「ヘルシオ グリエ」が「ヘルシオ グリエレンジ」に進化

安蔵:シャープが2016年10月に発売した調理家電「ヘルシオ グリエ」が進化し、電子レンジ機能を備えた「ヘルシオ グリエレンジ」として登場しました。

▲シャープが2017年11月に発売した「ヘルシオ グリエレンジ AX-HR2」(実勢価格5万4880円)

奈津子:ヘルシオ グリエの強みはお総菜やパンなどが本当においしく「復活する」ところです。スーパーの閉店間際の「見切り品」だっておいしくなりますしね。とくに揚げ物系のメニューの味の復活具合にはうならされます。

安蔵:思い起こすと、2004年に発売した第1号機の「ヘルシオ AX-HC1」は“ウォーターオーブン”、つまり過熱水蒸気調理機能しか搭載していない、かなり先鋭的なモデルだったんです。しかし一般家庭に普及している電子レンジ機能を搭載していないのは使いづらいということで、2号機からは電子レンジが搭載されるようになったという経緯がありました。

奈津子:そうなんですか! ヘルシオ グリエからヘルシオ グリエレンジも同じような流れですね。

安蔵:なら「ヘルシオでいいじゃん」という考え方もあるとは思いますし、実際にヘルシオのエントリーモデルの方が安いなんて逆転現象にもなっています(エントリーモデルである「AX-CA400」の実勢価格は5万4670円と若干安い)。とはいえ、「モードを選んでタイマーダイヤルをひねるだけ」というシンプルな使い勝手は、昔ながらの電子レンジに慣れた人には使いやすいような気がします。

奈津子:確かにそうですね。若い一人暮らしや夫婦2人世帯、子供が成人していなくなったシニア世帯などにはコンパクトですしいいかもしれません。メンテナンスしやすくなったヘルシオ グリエの新型も登場しましたが、グリエレンジを買った方が使い勝手はいいと思います。

▲過熱水蒸気エンジンはヘルシオシリーズと同じものを使用している

安蔵:新モデルでは従来と同じレッドに加えて、ホワイトのモデルも追加されましたね。

奈津子:現場に居合わせたライター陣の間でも、「やっと白が出ましたねぇ!」とひとしきり盛り上がりました。今まで本当にずっと赤を推しているのか不思議だったので、とてもいいと思います。

▲「大阪の某有名店のふわふわチーズケーキを試食しました。星野珈琲店の“神”的においしいスフレにも負けないほどふわふわしていて、とてもおいしかったです」

▲「温め直したコロッケも実にサクサクでおいしい! まるで揚げたてのようです。2分の1じゃなくて、丸々一個たべたくなるほどでした」

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