簡易リペアグッズを使って愛車のDIY補修に挑戦してみた!

【STEP11】コンパウンド細目

着色前の下地作り。古い塗膜を磨き落とし、塗装のノリを向上。

▼使った補修用品

▲(左)「コンパウンド細目」(右)「コンパウンド専用スポンジ」

 

【STEP12】脱脂

塗装前にしっかりと脱脂し、きれいなタオルで拭き上げる。

 

【STEP13】カラー塗装のマスキング

塗料は広範囲で飛散するので、広めにマスキングをしておく。

▼使った補修用品

▲(左)「幅広マスキングシート」(右)「マスキングテープ」

 

【STEP14】ボカシ剤塗装

塗装直前にスプレーし、塗装時に発生するザラつきを抑える。

▼使った補修用品

▲「ボデーペンボカシ剤」

 

【STEP15】カラー塗装

ボカシ剤が乾かないうちに塗装。1度ではなく、数回で塗り重ねる。

▼使った補修用品

▼(4)「ボデーペン T-112」

 

【STEP16】クリアー塗装(メタリック、パール・マイカの場合)

カラー塗装より広い範囲をスプレー。3回から5回塗り重ねる。

▼使ったアイテム

▲(1)「ボデーペンクリアー」

 

【STEP17】ボカシ剤

白くザラザラしたところに濡れたように見えるまでスプレー。

 

【STEP18】乾燥

塗料が完全に乾くまで、約1週間しっかり乾燥させる。

 

【STEP19】コンパウンド磨き

コンパウンドシート→コンパウンド極細→液体コンパウンドの順に仕上げる。

▼使った補修用品

▲(左から)「液体コンパウンド」「コンパウンド極細」 「コンパウンドシート」「コンパウンド専用スポンジ」

 

【完成!!】

<Before>

<After>

完成仕上がりは期待以上で、深い線キズもすっかり消えた。時間をかけて丁寧に行ったのが功を奏した。【STEP1】の下地研磨が重要。

■想像以上の仕上がりに

初めてDIY補修をする人でも利用しやすいのが、ソフト99のブランドサイトにある「補修ナビ」。これを利用すれば、そのキズの補修にどんな商品が必要なのか知ることができ、ネットで一括購入も可能。「さぁ、はじめよう!」といったときに、アレがないコレがない、と慌てる心配がない。

バンパー補修では、まず下地処理を行うが、傷ついた部分よりも広範囲に研磨するため、少し勇気が必要。この作業で思い切って作業できるかが、後々の仕上がりに大きく影響する。

作業を行って感じられるのは意外に「楽しい」ということ。地味な工程が多く、一つひとつ丁寧にやらなければならないが、これがどうしてやってみると夢中になれるはず。

そして、いざ仕上がりをみると想像以上にキレイなのに驚くはず。約6時間の作業も集中すればあっという間。費用もかなりリーズナブルだ。

<補修の手順をわかりやすくサポート>

クルマのキズを自分で直すDIY補修・塗装をサポートするためのサイト。必要なアイテムの紹介やボディカラーの検索や購入が行えるほか、手順については写真と文字、動画でわかりやすく説明。PCのほかスマホにも対応している。

▲補修したい部分やキズの状態などを選択し、入力が終わると必要な用品や価格、時間がわかる

▲補修用品をそろえたら、手順どおりに作業を進めていくだけ。動画はかなり親切な解説なので初心者でもわかりやすい

【次ページ】ホイールの傷にも挑戦

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