<ボディ編>ケミカルを上手く使ってこびり付いた汚れを除去!【クルマの大掃除大作戦②】

【手順3】ボディの鉄粉はねんどで取り除く

鉄粉がボディに付着していると、ツヤが出なかったりワックスの拭き取りが困難になったりする。鉄粉は塗装に突き刺さるように付着するので、普通に洗うだけでは取れない。ねんど状クリーナーを使って確実に落とそう。

(1)平たく整える

▲購入時は直方体の状態なので、作業しやすいように水で濡らして平たく伸ばす。硬い場合は、お湯で温めると整えやすい

(2)水を流しながらこする

▲ボディを洗車したら、傷つきを防ぐため水をかけながらスルスルと滑らせるようにねんどを動かすと簡単に作業できる

(3)汚れたら内側に丸め込む

▲ねんどの表面に鉄粉が付いて黒っぽく汚れてきたら、折り畳むように中に練り込む。これでまたキレイな面が使える

(4)フィルムでツルツルを確認

▲お菓子やタバコの透明フィルムを指にかぶせて、ボディを撫でてみる。ザラザラした感触がなかったら、鉄粉がなくなった証拠

 

【手順4】ボディに残った水は素早く拭き取る

アイオン
「プラスセーヌ プレミアム デュアルセームクロス」(実勢価格:2200円前後)

表がマイクロファイバークロスで、裏が超吸水セームになっている。マイクロファイバークロス側を使って水洗い洗車をしたら絞り、超吸水セーム側で素早く吸水しよう

●マイクロファイバー側で洗車や拭き取りも

●面積が広いところは超吸収セーム側で拭き取る

▲サイズは縦325×横430mm。端を持って引っ張れば、驚くほどキレイに水を吸収する

 

【手順5】ボディを被膜で覆い防汚&ツヤ出しする

<コーティング>

プロスタッフ
「CCウォーターゴールド200」(実勢価格:1700円)洗車後の塗れたボディにスプレーして拭くと、深いツヤを与えるのと同時に厚く硬いガラス系被膜を形成する。

 

プロスタッフ
「CCウォーターゴールド2WAYクロス」(実勢価格:1100円前後)

表側は長い毛足の拭き上げ面で、吸水性に優れている。裏側は超極細繊維仕様のツヤ出し面で、コーティング剤の拭き上げに便利。

●拭き上げ面

●ツヤ出し面

 

<ワックス>

ボディによりツヤを出したいなら、コーティング剤よりワックス。厚く塗りすぎないように注意し、専用クロスでしっかり拭き取ろう。

(1)水で絞ったスポンジでワックスをとる

▲スポンジは水で濡らし固く絞ってから使用。ワックスはスポンジに少量つけ、薄く塗り伸ばす。炎天下での作業は避けよう

(2)縦、横、縦の順にすき間なく塗る

▲50cm四方くらいの範囲内で進行方向縦、横、縦に塗る

 

ポイント:便利アイテムを使って細かい部分も洗車&修復

カーメイト
「黒樹脂復活剤プレミアムコート(C136)」(実勢価格:990円前後)

▲フロントウインドウとボンネットの間の黒樹脂部分など、白っぽくなってしまった黒樹脂パーツの色とツヤが復活

 

ホルツ
「ブラックショック」(実勢価格:1600円前後)

▲色あせた黒樹脂パーツに塗布すると、新車のような黒ツヤが復活。ツルツルの仕上がりと撥水効果は6カ月以上持続

 

プロスタッフ
「ライオンのたてがみグローブ」(実勢価格:880円前後)

▲グローブタイプのモップで、無数に付いているツイスト状のマイクロファイバーによりワックスが目詰まりしにくく、軽い力で素早く作業できる

3M
「3M 小キズ消し セット 39149」(実勢価格:2200円前後)

▲塗装表面を研磨し拭き上げることで小さいキズを消す

オートバックス
「らくらく電動シャワー」(2198円)

▲電池式なので、ボタンを押すだけで水を噴射。簡単な部分洗車、泥落としなどに最適。容量は2リットル

 

 

>> クルマの大掃除大作戦

本記事の内容はカー・グッズプレス90号54-55ページに掲載されています。

 


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(取材・文/平岡祐輔 撮影/糠野伸)

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