■国産&輸入車ともにハイグレードな仕立てが魅力
トヨタ「ハリアー」のヒットが話題となっているプレミアムタイプのSUVだが、その他のモデルも負けてはいない。国産&輸入車ともにハイグレードな仕立てのモデルが勢ぞろい。フォーマルなシーンだけでなくレジャードライブにも活躍するSUVは、高級車ブランドの真価をカジュアルに味わえる点も魅力といえる。
2. アウディ流の力強くスポーティなルックスへと生まれ変わった
アウディ
「Q3/Q3スポーツバック」(438万円~/452万円~)
日本でも人気の「Q3」が2代目へと進化。今回はクーペフォルムの「Q3スポーツバック」と同時に上陸した。エンジンは1.5Lターボと2Lディーゼルターボ(ともに150ps)が用意され、後者はアウディ自慢のフルタイム4WDシステム “クワトロ” と組み合わされる。
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▲アウディらしい上質な仕立てのコックピット。メーター類を10.25インチの液晶パネルに映し出す“アウディバーチャルコックピット”など、先進デバイスも充実
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▲ホイールベースが75mm延長された恩恵などで前後席とも居住空間が広がった。また「Q3」は後席の頭上空間が旧型比で7mm広がるなど、移動時の快適性もアップ
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▲通常時で530Lというクラストップレベルの容量が確保された荷室。さらに後席の背もたれを倒せば、最大1525L(スポーツバックは1400L)まで拡大できる
3. 環境に優しい上に乗り味も向上した新しいパワーユニットを搭載
ボルボ
「XC60」(639万円~)
世界で最も売れているボルボ車で、日本でも人気のミッドサイズSUV。先頃追加された新パワーユニット“B5” は最新のマイルドハイブリッド仕様で、エコなのはもちろん、走りの力強さや滑らかさも格段にアップしている。
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▲最新のボルボらしく、上質なインテリアも魅力
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▲上級グレード「インスクリプション」には“ドリフトウッド(流木)”のパネル類やファインナッパレザーのシートなどが備わる
4. 先のマイナーチェンジで先進安全装備がさらに充実
レクサス
「RX」(524万円~)
高級車ブランド・レクサスの名に恥じない、内外装の上質な仕立てが魅力。パワーユニットは3.5LのV6を核とするハイブリッドと2L直4ターボで、それぞれにFFと4WDを用意する。
5. スポーティなハイエンド仕様は伝統の直列6気筒エンジンを搭載
BMW
「X3」(675万円~)
SUVをSAV(スポーツ・アクティビテ ィ・ビークル)と位置づけるBMW。それを裏づけるようなスポーティな身のこなしが魅力だ。ガソリン&ディーゼルのターボから、プラグインハイブリッドまで、多彩な心臓部を用意する。
6. 先進安全デバイスの充実も見逃せない個性派SUV
DS
「DS 7クロスバック」(488万円~)
フランスならではのエキセントリックな意匠と装飾的な美しさを融合した、個性的な内外装を採用。エンジンは2Lディーゼルターボ(177ps)と1.6Lガソリンターボ(225ps)を用意している。
7. “MBUX”の採用で対話しながらナビゲーションなどを操作可能
メルセデス・ベンツ
「GLC」(700万円~)
ミドルセダンの「Cクラス」をベースに開発されたSUV。パワーユニットはともに2Lのガソリンターボ(258ps)とディーゼルターボ(194ps)で、先進安全装備も充実している。
8. ディーゼルからハイブリッドまで心臓部は多種多彩
ランドローバー
「レンジローバーイヴォーク」(472万円~)
都会的なルックスながら “四駆” に特化した同ブランドならではの高い走破性が自慢。室内では10インチのタッチ式液晶パネルを2枚配した、インフォテインメントシステムが先進的だ。
9. ジープブランドの名に恥じない優れた悪路走破性にも注目
ジープ
「グランドチェロキー」(524万円~)
同ブランドのフラッグシップ。独自の “クォドラトラックII 4×4システム”で、卓越した悪路走破性を実現した。圧倒的な存在感を放つルックスと快適装備の充実したインテリアも魅力だ。
※2020年9月6日発売「GoodsPress」10月号掲載記事をもとに構成しています
<構成・文・写真/アップ・ヴィレッジ>
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