年差±1秒!究極のクォーツ腕時計「ザ・シチズン キャリバー 0100」

■誕生から1年。ついに登場した待望のレギュラーモデル!

シチズン
「The CITIZEN Caliber 0100 ステンレスモデル」(77万円)

2019年3月、スイスのバーゼルフェアで発表され、年差±1秒という驚異的な精度で世界を驚かせた「ザ・シチズンキャリバー0100」。このモデルでは今まですべて限定だったが、初のレギュラーモデルとして登場。ケース径39mm、エコ・ドライブ(光発電・超高精度クォーツ)、SSケース&ブレスレット、10年間品質保証付き。

▲超高精度を実現するために、歯車の製造に半導体と同じ製造技術を採用。また、特殊なバネ形状の歯車で「遊び」を抑える工夫も

 

■独自の先進技術を活かした時計を作るシチズン

シチズンは、世界初のアナログ式光発電時計「クリストロン ソーラーセル」(1976年)や、世界初の多受信型電波時計(1993年)など、他社の追随を許さない、独自の先進技術を活かした時計作りを続けている。そして「ザ・シチズン」はその最高峰に位置する実用時計だ。

その中でも頂点に位置するのが、2019年に発売され、年差(1年間の精度誤差)わずか±1秒という自律型の腕時計としては世界No.1の超高精度(2020年9月当時)を誇る「キャリバー0100」モデル。クォーツ式ムーブメントの心臓部・水晶振動子に一般的な音叉型とは違う「ATカット型」という特別なものを採用。さらに、1秒1秒と刻む時間をより正確に表示するために、LIGA工法という超精密加工技術で作ったパーツや特別な形状の歯車も採用した。

「The CITIZEN Caliber 0100 ステンレスモデル」はその最新で、初のステンレススチールモデル。正確な一秒をシンプルに美しく表示してくれる。

▼特殊な水晶振動子

クォーツ式ムーブメントの要は水晶振動子。普通は音叉型だが、このモデルではその256倍も高い振動数を持ち、温度や重力の影響を受けにくい「ATカット型」と呼ばれる腕時計では特殊なタイプを採用。これが年差±1秒の秘密だ。

>> 【世界の永久定番 腕時計雑学図鑑】

※2020年12月6日発売「GoodsPress」1.2月合併号掲載記事をもとに構成しています

<企画・執筆・編集/渋谷ヤスヒト>

 

【関連記事】

◆“時を知る”基本を極めた「ロレックス オイスターパーペチュアルデイデイト40」 
◆“究極の複雑機構”を搭載した「パテック フィリップ グランドソヌリ6301P」 
◆“究極のトゥールビヨン”を携えた「ブレゲ ケ・ド・ロルロージュ」 

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする