ラグスポウォッチの元祖にして究極「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク クロノグラフ」

■ゴールド素材にサテン仕上げで上品な贅沢さを実現したクロノグラフモデル!

オーデマ ピゲ
「ロイヤル オーク クロノグラフ」(605万円)

「ロイヤル オーク」の外装は、本来はステンレススティール。だがこのモデルはケースとブレスレットのほとんどの部分にサテン仕上げを採用することで、ゴールドでも落ち着いた上品なテイストを実現した。改めて基本デザインの良さを感じる贅沢な1本だ。ケース径38mm、自動巻き、ピンクゴールドケース&ブレスレット、50m防水。

▲「ロイヤル オーク」には、そのスポーツモデル「ロイヤル オーク オフショア」もある

▲ジェラルド・ジェンタによるオリジナルスケッチ。製品もこのスケッチに忠実に従って作られていることを考えると、基本デザインの素晴らしさがわかる

▲1972年のファーストモデル。その魅力は今もまったく変わらない

■50年以上続く美しいデザイン

アクティブなパーソナリティを表現できるスポーツウォッチであると同時に、フォーマルな場でも大人のエレガンスをアピールできるドレスウォッチでもある。両立不可能と思われた、このふたつを兼ね備えた腕時計が、1972年に発表され「ラグジュアリースポーツウォッチ」という新ジャンルを創造したオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」だ。

このデザインを創造したのが “20世紀最高の天才時計デザイナー” ジェラルド・ジェンタ(1931〜2011)。タフであると同時に美しい輝きを持つステンレスを素材に繊細に加工された8角形のケースと、バックルに向かって細くなるしなやかなブレスレット。この基本デザインは誕生から50年近くを経た今もなお新鮮で美しい。驚異的なのはこの基本デザインの普遍性。さまざまなサイズ、さまざまな素材を使ってもこの魅力は変わらない。

▲オーデマ ピゲは1875年に、ジュール=ルイ・オーデマ(左)とエドワール=オーギュスト・ピゲ(右)のふたりが創業

▲当初から複雑時計の製作に取り組み、超複雑懐中時計「グランド コンプリカシオン」は現在も製造されている

▲オーデマ ピゲの最新工場。2020年には新美術館「ミュゼ アトリエ オーデマピゲ」も完成した

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※2020年12月6日発売「GoodsPress」1.2月合併号掲載記事をもとに構成しています

<企画・執筆・編集/渋谷ヤスヒト>

 

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