ファンライドしながらラクラク移動!注目のe-Bike 10選【週末趣味 ソト遊び&イエ遊び】

【週末趣味 ソト遊び&イエ遊び】

ここ数年の自転車人気の高まりの中、一層注目を集めているのがスポーツバイクをベースにした電動アシスト自転車、通称“e-Bike”だ。登り坂でもパワフルに、長距離ライドも快適に楽しめるe-Bikeのオススメをワイズロード新宿店で聞いた。

ワイズロード新宿店 アーバンe-コミューター 副店長 鶴田紘平さん
ロードバイクのフレームを自作してしまうほどの自転車通。e-Bike初心者の小さな疑問や不安にもわかりやすく、細かく応じてくれる

 

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e-Bikeの歴史は、1993年にヤマハ発動機が、世界で初めてモーターで人力を補助する電動アシスト自転車『PAS』を商品化したことに端を発する。その後、2010年頃からヨーロッパを中心に、スポーツタイプに電動ドライブユニットを取り付けた自転車がe-Bikeとしてブームになり、日本でも注目を集めるようになったのだ。

ワイズロード新宿店の鶴田さんは「国内ではヤマハのロードタイプのYPJ-Rが出た頃からチラホラと乗る人が増えてきたと思います」と話す。YPJ-Rの発売は2015年のことだ。

「そしてここ2〜3年で、車種も増え、男女を問わず、幅広い年齢層に急速に人気が高まっているのを感じています」

以前は電動アシスト自転車というと、親が子どもを乗せて保育園や幼稚園の送り迎え、買い物をする自転車という印象があった。しかし、クロスタイプやMTB、ミニベロなど、街中でスタイリッシュに乗れるe-Bikeが発売されたことが人気に拍車をかけているのだ。

「e-Bikeもシティサイクル型も、基本的なアシストシステムは同じです。発進から時速10kmまでは、ペダルを踏む力“1”に対して、モーターが最大“2”の力でアシストしてくれます。時速10kmを超えると、次第にアシスト力を弱めていき、時速24kmで“0”になります」

負荷がかかるこぎ出しの初動をアシストされるだけで、体力消耗はかなり軽減されるし、速度が落ちる登り坂でもアシストが効く。だから長い距離を走り切ることができる。

「軽量に作られ、ギヤの変速比もスポーツライド向きにしているので楽々と乗れるのです。ただ、ドライブユニットがペダル軸に付いているのか、リアハブ部分か、フロントかによって走行感が違いますから、必ず試乗した方がいいですね」

正直、価格は高いと感じるかもしれない。しかしe-Bikeには、それだけの価値があるのだ。

ワイズロード新宿 アーバンe-コミューター
日々の生活に寄り添う身近なミニベロやフォールディングバイクとe-Bikeを中心としたアーバン系コミューター専門店。e-Bikeの在庫数が豊富で、試乗車も多数揃えているので、体験してから購入できる。
住所:東京都新宿区新宿3-11-10 新宿311ビル1F
営業時間:平日12:00〜20:00、土日祝11:00〜19:00
休:水曜日

 

 

 

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