30車種以上で泊まったライターが選ぶ車中泊向きのクルマ10選

6. 【SUV】トヨタ「RAV4 PHV」

SUVの中ではフラットな寝床を作りやすいのに加えて、車中泊時に家電製品やエアコンなどを使えるのが、「RAV4 PHV」を推したいポイント。

近年のトヨタ車は1500Wの出力に対応するAC100V電源を備えているものが増えていますが、プラグインハイブリッドで大容量のバッテリーを搭載しているので、エンジンをかけずに電源を使えます。エアコンをつけたまま寝ても、エンジンがかからないのもうれしいところです。

 

7. 【ミニバン】ホンダ「フリード+」

車中泊向きの車種が多いミニバンですが、その中でも個人的に一番泊まりやすかったのがホンダの「フリード+」。3列シートではなく、2列シートのモデルです。

リアシートを前方に折り畳むと、ラゲッジと合わせてフラットな空間を作れるのがポイント。大人ふたりが十分に寝られます。フラットなスペースに敷くマットや窓を塞ぐためのシェードなど、車中泊向けのオプションも充実しています。

 

8. 【ミニバン】トヨタ「シエンタ」

「フリード」のライバルに当たるトヨタの「シエンタ」にも2列シートの「FUNBASE」グレードが用意されています。車中泊におすすめなのはこちらで、やはり2列目シートを前側に倒して大人ふたりが横になることが可能。

ただし、ちょっと注意すべきことがあります。それは、身長が170cm程度の人が寝る場合、シートを前方にスライドさせる必要があり、ラゲッジとの間に隙間が生じること。オプションでエアマットが用意されているので、車中泊するなら購入しておきたいところです。

 

9. 【ミニバン】ホンダ「ステップワゴン」

7人乗りが可能なミニバンで、車中泊におすすめなのがホンダの「ステップワゴン」。モデルチェンジしたばかりの新型ですが、3列目シートを床下に格納し、2列目を一番前までスライドさせるとフラットな床面でも寝ることができる構造は変わっていません。

シートの座面をフラットにして寝るパターンは平らな面積が減ってしまいましたが、床面に寝るパターンならば、マットなどを用意する必要がありますがよりフラットな面で寝られます。

 

10. 【ワゴン】スバル「レヴォーグ」

近年は選択肢が少なくなっていますが、ワゴンタイプも車中泊には向いています。2列目シートを前方に倒してラゲッジとつなげたスペースを作るのはSUVと同様ですが、こちらのほうが傾斜が少なく、SUVよりも寝やすい車種が多いんです。

特にスバル車はフラットになる車種が多く、「レヴォーグ」のほか「レガシー アウトバック」などでも車中泊ができます。

*  *  *

本格的に車中泊旅行などをするのであれば、キャンピングカーなど車中泊向けにカスタマイズされたモデルが視野に入ってくるかと思いますが、1泊2日程度のお出かけであれば、今回挙げた車種でも十分に対応できます。

単なる移動手段と考えると、クルマは維持費など決して安くはありませんが、“いざというときに泊まれる”のはほかの交通手段では決して真似のできない魅力。“泊まれるかどうか?”は、クルマ選びの新たな基準のひとつになるかもしれません。

 

<文/増谷茂樹

増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。

 

 

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