長距離ドライブを快適にしてくれる車内リラックスグッズ5選

【冬の長距離ドライブに備える】

年末年始は帰省やお出かけなどで長距離ドライブをする機会が増える時期。家族で移動することも増えるので、同乗者が快適に過ごせるように配慮することも必要です。長時間、車内で過ごす際に快適度を高めるアイテムをピックアップしてみました。

 

■車中泊を視野に入れた空間作りを

「近年は帰省の際に途中で車中泊や仮眠をしながら帰省するという人も増えています」と話すのは、クルマやバイク、自転車など乗り物を中心に記事を執筆しているライターの増谷茂樹さんです。

「長距離のドライブになると、途中でしっかり休憩をとることが必要ですが、かといって家族で宿を取るのも大変です。車中泊を手軽に、快適に行えるアイテムも揃っているので、そういうものを活用すれば効率的に休憩しながらドライブすることができます」

ミニバンやワンボックスなど車中泊がしやすい車種だけでなく、最近はセダンやSUVでも寝ることができるようなグッズも登場しています。いま乗っているクルマを買い替えることなく、泊まりながらドライブできるようになってきているといえるでしょう。

ひとつ注意したいのは、車中泊する際の場所選びです。「高速道路のサービスエリアや道の駅などは、休憩をするための場所なので仮眠は可能ですが、キャンプのように場所を占有するような行為はご法度です」(増谷さん)

最近は地方でも宿泊代の高騰が伝えられていますので、車中泊で旅ができるようになると、帰省以外のシーンでも役立ちます。今持っている車種に合わせてアイテムを選びましょう。

増谷茂樹|編集プロダクションやモノ系雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライターに。クルマ、バイク、自転車など、タイヤの付いている乗り物が好物。専門的な情報をできるだけ分かりやすく書くことを信条に、さまざまな雑誌やWebメディアに寄稿している。

 

 

1. カーメイト「シャーミング」

車内での仮眠や車中泊というと、座席をフルフラットにしなければならないイメージがありますが、そこまでしなくても後席で足を伸ばしてリラックスできるアイテム。前席のヘッドレストと後部座席のISOFIX固定金具に装着することで、ハンモックに乗っているような寝心地が味わえます。

名称の由来は「車眠具」で、「シャーミング ハンモック」(6600円)と「シャーミング クッション」(4400円)、「シャーミング まくら」(3080円)を組み合わせることで快適に過ごせます。ハンモックの耐荷重は90kgで、快適に使用するためにはリクライニング角度が垂直から70°程度あること、ヘッドレストポールからISOFIX固定金具の距離が120cm以上あることなど条件がありますが、多くのミニバンがこの条件に合致しています。

>> カーメイト

 

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