【GoodsPress Award 2024】
新築住宅市場が厳しくなる一方、省エネリフォーム補助金などの支援制度を利用して、自宅をリフォームする人が増加した2024年。識者が注目したキーワードは、生活の基盤となるキッチン・水回りにおける“家事の効率化”!
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序文でも述べたように、新築住宅の買い控えもあって増えるリフォーム需要。だがそこには2023年との違いがあると栗山さんは話す。
「2023年まではコロナの影響が続いていたこともあり除菌・抗菌などの清潔性を売りにした商品が各メーカーから出てきましたが、2024年はそれらの流行が落ち着いた印象。その代わりに、家事の効率などを考えた高機能な商品が増えています」
事実、生活を便利にする家電の増加に合わせて、リフォーム工事に使われる設備機器にも高性能&便利なものが増加。大賞に選ばれた東芝の温水洗浄便座のように、面倒な掃除の手間を軽減できるというのは大きなストロングポイントとなる。
スペースアップ 大阪本店 店長 栗山正寛さん
スペースアップ 大阪本店の店長を務め、リフォームアドバイザーとして活躍。長い目で見たメリットとデメリットを顧客に伝えることをモットーにしている。二級施工管理技士の資格も所有する
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