秋のオススメ缶コーヒー4選 “プレミアム”はブランドで違う!

もちろん缶のデザインがラグジュアリー、ということではありません。味や香りもプレミアムですが、その決め手はメーカーごとに違います。国内大手3社の最新プレミアム缶コーヒーを例に、いまどきの缶コーヒーの、ちょっとすごいプレミアムぶりをご紹介します。

最高等級豆100%でプレミアム!
サントリー『プレミアムボス 微糖(ボトル缶)』

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今年9月にリニューアルを迎えた「プレミアムボス」シリーズの特徴は「微粉砕コーヒー豆」。豆を極限まで細かく挽くことで、コーヒー本来の深いコクを出しています。
今回のリニューアルではその微粉砕コーヒー豆を、ブラジル最高等級100%にグレードアップ。コーヒーの最大産出国であるブラジルは、豆の等級付けも厳格。その最高等級を缶コーヒーで味わえるなんて、なかなか贅沢なことではないでしょうか。


 

豆の量がプレミアム!
ダイドードリンコ『ダイドーブレンド デミタスシリーズ』

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リッチなコクを楽しめる缶コーヒーとして定評のあった「デミタスシリーズ」も、2015年8月にリニューアル。そのキモは、なんといってもコーヒー豆の量。リニューアルにあたり、従来品の約1.5倍のプレミアム豆が使われるようになりました。

 

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プレミアム豆の量が1.5倍と缶にも記載されています

「缶コーヒーって、あんまりコーヒー感がないのよね……」という認識はもう昔のもの。グッと深いインパクトを感じられる1本。コーヒー好きが楽しめる缶コーヒーとなっています。


 

製法へのこだわりがプレミアム!
コカコーラ『ジョージア ザ・プレミアム』

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2015年に40周年を迎えた「ジョージア」ブランドから8月に発売となったのが「ジョージア ザ・プレミアム」。“40年目の最高傑作”と誇る逸品は、工程への徹底したこだわりによって生み出されたものです。
最高等級豆を使ったブレンド、通常より低温帯で長時間行う焙煎、ブレンドの個性を引き出す二層抽出等々、コーヒーをつくるすべての過程にこだわりが見られます。

 

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具体的にはイメージしにくいですが、素材、製法にこだわっているようです

 

さらにはミルクも、粉乳を使わず牛乳100%と北海道産生クリームを使っているそう。たしかな素材で丁寧に。美味しいものづくりの基本に立ち返った1本です。


 

フワフワ泡感がプレミアム!
ダイドードリンコ『ダイドーブレンド 泡立つプレミアム』

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ダイドードリンコが提案する、もうひとつのプレミアムが「泡」です。
エスプレッソの深い香りをやわらかなフォームドミルクが包む……。そんな、カフェでしか味わえないと思われた楽しみを、缶コーヒーに詰めてしまったという1本。

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「チャンピオン監修」とさりげなく記載されています

 

ワールドバリスタチャンピオンシップ2013チャンピオンであるピート・リカータ氏が監修した味わいは、柔らかで濃厚です。開封前によく振ってから飲むことで、きめ細かい泡立ちを楽しめます。大人がホッと一息つきたいときにぴったりの新しい缶コーヒーです。
丁寧に、丁寧に淹れられた一杯のコーヒーを、自動販売機やコンビニで買える幸せ。「ああ、なんだか日本ってすごい!」そんな気持ちにさせてくれる各社の新しいプレミアム缶コーヒー。それぞれの深いこだわりを飲み比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

(文/くぼきひろこ)

 

 

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