キレイな光沢仕上げのコツは塗料の“濃度調節”にアリ!【達人のプラモ術<TZR250編>】

【達人のプラモ術】ハセガワ「YAMAHA TZR250(1KT)」04/04

プラモデルの作り方・楽しみ方を紹介する、プロモデラー長谷川迷人さんによる【達人のプラモ術】。「エンジン&フレーム製作編」から始まった「TZR250(1KT)」製作も、デカールを貼り終えて、いよいよ今回が最終回。ラストは、見栄えに大きく影響する光沢仕上げを行っていきます。

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「TZR250」の製作の最終回となる今回は、光沢仕上げのためのクリアによるオーバーコート塗装、さらにはコンパウンドを使ってのクリア塗装面の研ぎ出しを行い、完成を目指します。クリア塗装には、カウリングに貼ったデカールの保護の役割もあり、バイクモデルやカーモデルなどの光沢仕上げを求める塗装では欠かせないフィニッシュワークといえます。

長谷川迷人|東京都出身。モーターサイクル専門誌や一般趣味雑誌、模型誌の編集者を経て、模型製作のプロフェッショナルへ。プラモデル製作講座の講師を務めるほか、雑誌やメディア向けの作例製作や原稿執筆を手がける。趣味はバイクとプラモデル作りという根っからの模型人。YouTubeでは「プラモ作りは見てナンボです!「@Modelart_MOVIEも配信中

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