【格安スマホの超基本③】格安SIMはどんな端末で使えるの?

[2]SIMフリー端末を使う

手持ちのスマホが壊れた(or かなり古い)ので新しい端末を購入したい。あるいは、流用できる端末を持っていないという場合には、SIMロックのかかっていない「SIMフリースマホ」を買うのがオススメです。

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筆者のおすすめはHUAWEIの「P9 lite」。3万円弱の価格で、普段使いに困らないスペックを備える

ただし、SIMフリースマホと言っても、なんでも使えるわけではありません。NTTドコモ回線向け、au回線向けの2種類があるので、目的に応じた機種を選びましょう。なお、arrows M02のように両対応のものも存在しますが、稀なケースです。

こうした機種の対応は、格安SIMの公式サイトに記載されていることが多いので、購入前には「その端末が使えるかどうか」を必ずチェックしましょう。

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格安SIMのサイトでは、動作確認機種の一覧を掲載していることが多い。上記の画面は「mineo(dプラン)」の場合。テザリング機能が使えるかどうかも確認できる

 

SIMフリースマホの入手先は?

SIMフリースマホは家電量販店やECサイトで購入できます。Webなら時間を問わずに購入可能ですが、その場合も量販店で実機を触ってみることをおすすめします。素材や質感、重さなどは、触らないとわからないこともたくさんあります。

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SIMフリースマホの入手先・その1「家電量販店」:種類が豊富に揃うので、実機を検証するには最適。ポイント還元率や値段に差があるので注意

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SIMフリースマホの入手先・その2「ECサイト」:時間を問わずに購入可能。価格の検証もしやすい。ただし、実機を確認できない

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SIMフリースマホの入手先・その3「格安SIMの公式サイト」:格安SIMとセットで購入できるのでラク。こちらも実機を確認できない

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SIMフリースマホの入手先・その4「MVNOの直販店」:一部の格安SIMは直営の実店舗を展開する。実機を確認でき、わからないことはスタッフに聴けるのも◎。立地が限られるので、近くにない場合もある

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SIMフリースマホの入手先・その5「Apple Store」:SIMフリーiPhoneを購入するならApple Storeも選択肢の一つだ

 

[3]中古のドコモ・auのスマホで使う

最新端末でなくてもよいなら、中古スマホを購入するという手もあります。専門のサイトや店舗で探してみましょう。回線契約がされていないスマホを意味する「白ロム」という単語がキーワードです。

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「ドスパラ」や「イオシス」など、中古スマホを購入できるサイトが便利

ちなみに、auの3Gモデルには最初に挿したSIMカードしか使えないように「ICロック」というプロテクトが掛かっており、解除には手数料が必要となります(4G LTEに対応する機種にはかかっていません)。


 

長々と説明しましたが、端末選びで一番重要なのは、実際に触って確かめること。家電量販店や格安SIMの直営ショップに脚を運べば、きっとお気に入りの一台が見つかります。

続いて、第4回は「見落としてはいけない格安SIMの注意点」について解説します。

〈関連記事〉【格安スマホの超基本】その他記事はこちら!

 

(文/井上 晃

いのうえあきら/ライター

いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

 

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