スマホで撮った写真をバックアップ!おすすめクラウドサービス6選

■無料で15GBまで保存可能な「OneDrive」

写真以外のファイル保存にも対応したクラウドサービスを探している人には「OneDrive」という選択肢もあります。Dropboxが登録時に使える無料容量が2GBなのに対し、OneDriveは15GBまで保存可能。マイクロソフトが提供するサービスですが、iPhoneやAndroidスマホでも利用できます。

写真や動画の自動アップロード機能はもちろん、保存した写真を解析して、自動で「#セルフィ」や「#グルメ」などのタグを付けてくれる便利な機能もあるんです。また、スマホだけでなく、パソコンからもアップロードした写真や動画を閲覧できます。

>> OneDrive

[無料容量]5GB
[料金体系]50GB/月額170円(「Office 365 Solo」は、1ユーザーにつき1TBが月額1274円)
[保存できるデータ形式]制限なし

 

■iPhoneユーザーがもっとも手軽に使える「iCloudフォトライブラリ」

新たなクラウドサービスを登録するのが面倒なiPhoneユーザーは「iCloudフォトライブラリ」を活用するのもひとつの手です。無料で使える容量は5GBとやや少ないものの、追加容量のプランが4種類用意されており、50GBであれば月額130円で利用できます。

iPhoneだけでなく、iPadやMac、Apple TV、iCloud.com上でもクラウド上のデータにアクセスでき、Windowsパソコンでダウンロードすることも可能です。利用にはApple IDが必要で、Androidデバイス単体での利用はできません。

iCloudフォトライブラリ上の写真や動画は、「モーメント」「コレクション」「年別」に自動で分類され、ベストショットでスライドショーを作成する「メモリー」機能もあります。

スローモーションビデオ、タイムラプスビデオ、4Kビデオ、Live Photosなど、iPhone独自の撮影モードで撮影した写真や動画をそのまま保存できるのもメリットといえるでしょう。

>> iCloud

[無料容量]5GB
[料金体系]50GB/月額130円、200GB/月額400円、1TB/月額1300円、2TB/月額2500円
[保存できるデータ形式]JPEG、RAW、PNG、GIF、TIFF、MP4、スローモーションビデオ、タイムラプスビデオ、4Kビデオ、Live Photos

 

■iPhoneアプリ「POOL」はスマホでの写真管理に最適

スマホで撮った写真や動画は、スマホでしか管理しないという人におすすめなのが「POOL」というアプリです。iPhoneアプリしか配信されていないので、残念ながらAndroidユーザーは利用できません。

複雑な操作がなく、会員登録せずに使い始められるのもこのアプリの魅力。「容量を空ける」を選択するだけで、クラウド上にアップロードした写真をiPhoneから一括削除する機能もあります。また、削除することでiPhoneからどれぐらいの容量が空けられるのかも一目瞭然です。

ただし、無料アプリだけあって、所々に広告が表示されます。また、初期状態では動画の保存ができず、友だちを招待することで30秒単位で保存可能な時間が増えていきます。動画も保存したい人にとってはやや面倒なので注意してください。

>> POOL

[無料容量]無制限
[料金体系]無料
[対応デバイス]iPhone

 

いずれのサービスもインターネット上に写真を保存するため、利用規約に違反するような写真をアップロードすると、アカウントが停止される可能性があります。また、サービス自体が終了すると、それまでに保存した写真は消えてしまうことも想定しておかなければなりません。

一番確実なバックアップ方法は、外付けメモリやパソコンにデータを保存すること。大事な写真や動画は複数の場所にバックアップを保存しておきましょう。

 


[関連記事]
iPhone/iPadに外付けメモリ!「J字型」デザインの意味とは?

持ち運べるワイヤレスストレージがあれば旅先でも写真撮り放題!

iPhoneと一緒にひとつ持つならこれ!ケーブルとメモリが合体した便利アイテム


(文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする