エヴァにガンダム、マリカーまで!「VR ZONE SHINJUKU」で最新VRを楽しもう

■ガンダムの手に座れる!「ガンダムVR ダイバ強襲」

ガンダムの“手のひら”に乗り、ザクからの攻撃を間近で見られる――。「VR Zone Project i Can」から継続設置されている「ガンダムVR ダイバ強襲」は、そんなアクティビティです。

アクティビティが開始されると、目の前のガンダムが「スッ」と手を差し伸べ、そこに乗ることができます。下の写真で、筆者が座っているのがガンダムの“手のひら”、しがみついているのが、“親指”部分だと思ってください。

“手のひら”に座ると、そのままガンダムの胸の高さまで引き上げられます。足元の景色がどんどん遠くなっていくので、“持ち上げられている感”はたっぷり。ザクが攻撃してきてもガンダムがしっかり守ってくれ、安心して両者の戦いを見ていられます。

所要時間は約8分と長めなのですが、ガンダムの高さから周りの景色を見渡せたり、風がビュンビュン吹いてきたりと、あっという間の体験でした。ただ、実際に座っているガンダムの“手のひら”が柔らかい素材のため、「あれ? ガンダムってもっと固いんじゃない?」と思ってしまいました。

 

■足がすくむ!「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」

「あぁ驚いた…」

そう思ってしまったのが、「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」。地上200mに迷い込でしまった子猫を助け出す、というストーリーなのですが、救出すべき猫がいるのは、なんと突き出た板の先! VRで地上200mの景色を見ながら狭い板の上を進むのは、かなり怖かったです。

▲細い板を慎重に渡り…

▲猫(先端にある黒い置物)を救い出す

後ろでスタッフの方がいろいろと指示を出してくれるのですが、それでも怖い! 足元の板が不安定なのは演出でしょうか……。「板から落ちたらゲーム終了」とのことで、かなり慎重に進んだのですが、なんとゲーム終了の寸前で躓くというハプニングが! 幸いゲームオーバーにはなりませんでしたが、「地上200mでつまづく」というかなりレアな経験ができました。

 

■まるでバラエティ「巨大風船爆発ルーム パニックキューブ」

「VR ZONE SHINJUKU」には、VRゴーグルをつけずに楽しめるアクティビティもあります。そのうちのひとつが「巨大風船爆発ルーム パニックキューブ」。狭い牢屋に閉じ込められ、巨大風船に押し潰されながらミッションクリアを目指します。

謎解きを楽しむアクティビティなので、ミッションについての詳しいコメントはNGだそう。けれど、間近で巨大風船が膨らむというバラエティでしか見られないような体験ができるのは、かなり貴重です。

筆者も体験したのですが、風船の破裂音よりも、破裂による風圧に新鮮な驚きを感じました。これから体験される方は、くれぐれもミッション内容をネタバレしないように!

 

個人的な意見ですが、VRアクティビティの魅力は「自分が主人公になったつもりで楽しめる」点にあると思います。テレビゲームでも自分を主人公として設定できますが、VRアクティビティはゲームの世界観を五感に訴えることができるので、実際に自分がゲームの世界にいて、自分の操作ひとつでゲーム内のストーリーが展開しているように感じられます。

「VR ZONE SHINJUKU」は入場チケットが800円(13歳未満の子供は500円)。ほかに、「1day4チケットセット(入場+4アクティビティ体験チケット)」が4400円、「VRアクティビティ当日チケット」が1200円です。「1day4チケットセット」はウェブと「VR ZONEアプリ」から購入できます。

>> 「VR ZONE SHINJUKU」

 


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(取材・文/神戸紅実子

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かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

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