ゴムなのに切れないの?軽くて強い自転車用ロックの実力がスゴい

きっかけは、アメリカロードレーサーのトッププロであるJacob Rathe氏が、コーヒーショップに一瞬立ち寄った際にトレーニング用の自転車を盗まれたこと。その苦い経験から生まれたのが、最新技術を使ってつくられた「OTTOLOCK」です。

たった18mmという薄さで115グラム以下という軽さなのに、ケーブルロックよりもセキュリティ性に優れ、Uロックよりも圧倒的に軽いというそのヒミツは、エンジニアが独自に開発した多層ケーブル。

表面部分には、耐熱性にすぐれたゴム状樹脂のサントプレーン素材を、内部には防塵性にすぐれたケプラー素材を採用。さらに、その内部には複数のステンレスを重ねた構造になっています。これにより、ケーブルロックを切ってしまうワイヤーやボルトカッターを使っても「OTTOLOCK」を切ることはできないのです。

ヘッド部分に頑丈なアルミニウムを使用した3桁のダイアル式ロックなので、他人にロックを外されることはありません。ケーブルを使えば直径8cmとコンパクトになるので、簡単に持ち運ぶことができ、自転車のほか、ベビーカーや荷物、家のドアなど、幅広い用途に使えそうです。

長さのバリエーションは45㎝、76㎝、150cmの3タイプがあり、カラーバリエーションは、ブラック、オレンジ、クリアグリーンの3色。デザインも製造もアメリカで手掛けたこのアイテムは、2017年には革新的な企業に送られる「全米スモールビジネスアワード」を受賞しています。

現在、国内クラウドファンディングサイト・GREENFUNDINGにてプロジェクトを展開中。プロジェクトスタートよりたったの5時間で目標に達するなど、日本でもその注目度は高いようです。最大31%オフほかさまざまなコースがあるので、気になる人はサイトを覗いてみては。

>> GREENFUNDING「OTTOLOCK」

 


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(文/&GP編集部)

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