スーパースポーツバイクも電動化!エンジン音はどんな感じ?

11月に開催されたミラノ国際モーターサイクルショーにて発表となった、KYMCOの電動スーパースポーツバイク「KYMCO SuperNEX(キムコ スーパーネックス)」(価格未定)。電動バイクというと、街乗り用のスクーターでは普及が進んでいますが、走りそのものを楽しむスーパースポーツバイクの分野では、電動モーターの静音性や加速性能がネックとなり電動化そのものが進んでいない状況でした。

その状況を打破すべく開発された「KYMCO SuperNEX」には、世界初という“アクティブ・アコースティック・モーター”を搭載。マルチ周波数音響発生器によりモーター・サウンドを忠実に再現するもので、本来静かなはずの電動バイクの鼓動が、ダイナミックな音として表現されます。

これならライディングの際に自然とテンションが上がりますし、耳を通じてバイクの状態もしっかりと把握できますよね。しかも、このサウンドは好みに合わせて調整もできるんだとか。

加速性能においては、一般的な単一ギアの電動モーターだと一定の速度で出力が低下するところを、最新の6速トランスミッションを搭載することで、高速域でも高い加速性をキープ。時速0キロから250キロまで10.9秒で達するという、驚異的なパフォーマンスを発揮しています。

その他、先進的なパフォーマンス制御システムや、4つの走行モード切り替えなど、スーパースポーツの名に恥じないスペックと電動ならではの利便性を搭載。電動バイクの未来を切り開くエポックメイキングな一台となりそうです。

>> KYMCO

 


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(文/&GP編集部)

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