auが独占販売! 折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip」を触ってみた!

■自由な角度で立てられるのが便利

Galaxy Z Flipは折りたたみ時は約H87×W74×D15.5(最厚部17.3)mmで、開くと約H167×W74×D6.9(最厚部7.2)mm。重さは約183g。薄型の大画面スマホを折りたたんだ状態をイメージしてもらえたら、それに近いと思います。手にのせても重くはなく、むしろ実際の重量よりも軽く感じるくらいです。

▲閉じた状態は正方形に近い。手のひらに収まるほどのサイズ感

▲開くと画面サイズは約6.7インチで、普通のスマホに近いホールド感

カラバリはグローバル版では3色用意されるようですが、日本で発売されるのは「ミラー パープル」と「ミラー ブラック」の2色。どちらも「ミラー」の名の通り、自分の顔が写るほどピカピカで、指紋が着きやすいのが玉にキズ。ですが、持ち歩く時は折りたたむので、ディスプレイに傷が付く心配は無用。クリアケースが同梱されるそうですが、ときどき指紋を拭きつつ、このまま使うのもアリでしょう。

▲「ミラー ブラック」は、ピアノのような鏡面仕上げ

右側面に指紋センサーがあり、電源ボタンを兼ねています。折りたたんだ状態で指紋センサーを1回押すと、約1.1インチのカバーディスプレイに現在時刻が表示されます。タッチ対応で、なぞって表示を切り替えられる仕組みです。ガラケーのサブディスプレイのようなものですね。なお、指紋センサーを2回続けて押すと、アウトカメラが起動。カバーディスプレイをモニターにしてセルフィーも撮れます。アウトカメラは超広角(約1200万画素)+広角(約1200万画素)のデュアルカメラです。

▲右サイドに指紋センサーと音量ボタンを搭載。指紋センサーが電源ボタンを兼ねている

▲左サイドにSIMスロットを搭載。microSDカードは非対応。ほとんど隙間なく折りたためる

▲底部のUSB端子はType-C形状

▲カバーディスプレイには時刻や通知、操作アイコンなどが表示される

▲このように小さなディスプレイをモニターにして、自撮りをすることも可能

▲ヒンジ部には「Galaxy」のロゴ。グローバル版には「SAMSUNG」のロゴが入っている

開いた状態でもディススプレイの上に搭載されたインカメラ(約1000万画素)で、セルフィーは撮れます。なので、折りたたんだ状態で撮影する機会は少ないかと思いますが、自撮りをしている感じではなく、通知などを確認している感じになるので、人に気付かれずにセルフィーを撮りたい人には重宝するかもしれません。

Galaxy Z Flipの形状を最大限に生かせるのが撮影する時。好きな角度に曲げて机の上などに置けるので、自由なアングルで撮影でき、手ブレの心配も無用。夜景を撮る時にも役立ちそうです。

▲デフォルトでは縦横比4:3で撮影でき、開いてカメラを起動すると、このように表示される

▲本体を折り曲げると、ディスプレイの上半分をモニターにして、下半分が操作パネルになる

半開きにして卓上に置くスタイルはセルフィーの撮影にも便利。手をかざしてセルフタイマーを起動する機能などを使えば、端末から少し離れた距離でグループ自撮りもできるでしょう。

▲ピンホール型のインカメラは約1000万画素。本体を立てた状態で、セルフシャッターで簡単に自撮りができる

【次ページ】気になるのは販売価格

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