電気があれば水が作れる。災害時にも頼りになるウォーターサーバー

地震や台風などの災害や、夏の水不足の影響で、ときに起こってしまう断水。お年寄りや、小さなお子さんがいる家庭では大量のペットボトルを買いに行くのも大変ですし、ときにはスーパーやコンビニなどのミネラルウォーターが売り切れ…なんていうこともあります。

そこで活躍するのが、ウォーターサーバー「泉せせらぎ」です。電気と空気さえあれば水を生み出すことができ、もしも停電の場合でも蓄電池やEV車の電源を使うこともできるという画期的なウォーターサーバーです。

その仕組みは、「吸着フィルター」で吸着した空気中の水分をヒーターで温めて蒸発させ、冷やして水滴にしたものを「ろ過フィルター」を通して飲料水にするというもの。

安全性の高い日本製のドームフィルターと抗菌剤を使用し、厳しい食品衛生法の水質基準26項目をクリアした、市販のミネラルウォーター(水質基準18項目)よりも高い安全性なので、安心して飲めます。

過去には、2017年に台風18号に襲われた大分県や、2018年の西日本豪雨などの災害時に実際に設置されるなど活動実績もあり、防災製品等推奨品に認定されるなど、信頼性も高いプロダクトです。

一日に作れる水の量は、室温と湿度などの条件によって異なりますが、室温32℃、相対湿度60%を維持し続けた場合で1日平均4リットルほど。硬度は、日本人の飲みなれた6MG/Lの超軟水で、素材や出汁の旨みを引き出しやすいので、飲料や調理にも最適です。ただし、ミネラル成分が水道水に比べて低いため、適度なミネラル成分が必要となる紅茶などには適していないそう。

気になる電気代は、月額約2430円。本体の価格や、フィルターや抗菌剤などの消耗品価格などを含めても、ランニングコストは約29円/Lと、一般的なウォーターサーバーや市販のペットボトルなどに比べてもお得。ガロンボトル設置の手間もなく、ペットボトルのゴミが出ないのも魅力です。

世界中の水不足を解決することを目標に開発されたという「泉せせらぎ」は、5月31日現在、クラウドファンディングサイト・CAMPFIREにて6月12日までプロジェクトを実施中。リターンは「本体1台+フィルター1個+抗菌剤1個」(14万5200円)ほかを、本体2台セットなどのコースも用意されています。

 

>> CAMPFIRE


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文/&GP

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