鉄鍋に挫折した人も大丈夫!空焚きも油引きも必要ないって

「Tetsu Konabe」を手掛けたのは、厚板加工を得意とする金属加工メーカー・ナウ産業。大型トラック部品や工作機械の輸出用コンテナの製造で、綾瀬市の自動車関連産業を支える町工場です。その高い加工技術で、厚さ3.2mmの鉄の1枚板をプレス加工して作ったのがこの鉄鍋です。

肉厚のため蓄熱性が高く、食材の温度に負けず、高温かつ短時間で調理できます。加えて熱伝導率に優れ、外はカリッと中は柔らかく焼き上がるので、ステーキなどの肉料理にはぜひ使いたい!

鉄鍋の悩みはサビですが、この「Tetsu Konabe」にはサビが発生しにくい“チッカ黒染め処理”が施してあります。チッカ処理とは、窒素を浸透拡散させ、表面層を硬化させることで耐摩耗性などを高める化学処理。コーティングではないので、剥がれる心配もなく、効果が長続きします。だから、使用前の空焚きや保管のための油引きなどは不要! ちなみに、体に不足しがちな鉄分を補えるのも鉄鍋の魅力ですが、その利点はチッカ処理でも失われません。

食卓にそのまま出せるサイズ感も魅力。衝撃や摩耗・摩擦にも強いので、肉を切り分けてもキズ付きの心配はありません。油なじみもよく、タフで手軽に扱えるという、鉄鍋のいいとこ取りをしたような「Tetsu Konabe」なら、毎日気軽に使えますね!

>> KONCENT

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆鋳物メーカーの鋳造技術が生み出したフライパンで旨い肉を焼こう! 
◆これは期待大!バーミキュラの「瞬間蒸発フライパン」 
◆四角いフライパンって、なかなか奥が深いんです

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード