もはや芸術の域!神々しさすら感じるウブロ「ビッグ・バン」フルスケルトン

なんといっても特筆すべきは、高度な加工技術を必要とするサファイアクリスタルを、大胆にもブレスレットとケースに全面採用していることです。自社製キャリバーの営みをより明らかに見せるために、ケース全体の形状や製造工程を一新。外から見えるビスの大半を取り除くとともに、ムーブメントのブリッジとメインプレートについても設計し直しています。

さらに、外から取り込んだ光があらゆるパーツに行き届くよう、インサートとアタッチメントはできるだけシンプルなものに変更。ケースを構成する37もの部品のうち5つは完全なサファイアクリスタル製となっています。

そして、ケースと同じくらい困難を極めたのがブレスレットの製造。ブレスレットだけで165もの部品が使われていますが、このうちの22個は特別な製作プロセスを必要とするサファイアクリスタル製。部品全体の3分の1が今回のために新たに再設計されたものですが、特に新開発のチタニウム製インサートは、ブレスレットのコマの両側から出ないよう極小サイズに設計されたもので、これはウブロとしても過去に前例のないことだそう。

ウブロの時計製造技術の粋を集めたケースに搭載するのは、振動数21600 回/時のHUB6035 トゥールビヨンムーブメントで、パワーリザーブは約72時間。まばゆい光の中に浮かぶトゥールビヨンは、神々しさすら感じる美しさ。時計ファンならずとも一見の価値ありの逸品です。

>> ウブロ

<文/&GP>

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