シャープが超軽量5Gスマホを発表! しかも、かなり高性能!

■5Gミリ波に対応しつつ、世界最軽量を実現した「AQUOS zero6」

AQUOS zero6は、これまでも軽さが注目されてきたAQUOS zeroシリーズの最新モデル。従来モデルで最も軽かったのは141gのAQUOS zero2ですが、zero6は大幅な機能強化を図りつつ、わずか5gしか増えていないとのこと。画面サイズが6インチ以上で、電池容量が4000mAhを超える防水対応の5Gスマホにおいて世界最軽量を実現しています。

▲従来モデルで最軽量のAQUOS zero2から大幅な機能強化を図りつつ、146gという軽さに抑えたことをアピール

実際に手にすると、これって実機なの? ちゃんと中身は入っているの? と訝るほどの軽さでした。お札1枚ほどの厚さしかないフレキシブルOLEDを搭載し、それを保護する強化ガラスにも、薄くて頑強な「GORILLA GLASS VICTUS」を採用。さらに、内部フレームにマグネシウム合金を使用し、背面パネルの素材も見直すなど、徹底した軽量化が図られたようです。

▲誰もが実感できるほど圧倒的に軽かった。約6.4インチのディスプレイは240Hz駆動に対応。画面内に指紋センサーを搭載している

▲素材を徹底的に見直して、世界最軽量を実現

機能面にも妥協はなく、プロセッサーはハイミドル向けのSnapdragon 750G 5Gで、RAMは8GB、ROMは128GB。バッテリーは4010mAhを確保しているので、電池持ちも期待できそうです。

アウトカメラは約4800万画素をメインとするトリプルカメラ。フラッグシップの「AQUOS R6」のカメラ画質技術を応用して開発された「ProPix3」という新しい画像エンジンを搭載しています。

▲背面にはトリプルカメラを搭載し、おサイフケータイにも対応

▲メインカメラは4800万画素で、F値1.8。4つの画素を統合して、明るく撮影できる機能を備えている

大きなアドバンテージとなりそうなのが5Gミリ波への対応。5Gには、6GHz未満の「Sub6」、28GHz以上の「ミリ波」、さらに4Gの周波数帯が転用されることもありますが、最も速いスピードを得られるのがミリ波です。AQUOSスマートフォンでは初で、まだ対応機種が少ないので、速度を最重視する人は注目すべきポイントでしょう。

▲上位モデルのAQUOS R6はSub6までの対応だが、AQUOS zero6は、今後対応エリアの拡張が期待されるミリ波にいち早く対応

カラバリは、ブラック、ホワイト、パープルの3色。KDDIとソフトバンクが取り扱い、パープルはソフトバンクだけが販売します。

▲カラバリは3色。背面パネルは光沢仕上げ

ボディが金属やガラスではなく、樹脂素材を塗装しているため、質感はややチープな印象。ですが、厚さが7.9mmで、重さはわずか146gなので、スマホケースに入れても、なお薄く軽いことはメリット。長時間ゲームを楽しんだり、片手で持って使うことが多い人には、魅力的な選択肢となりそうです。

 

【次ページ】売れ筋ミドルレンジの「AQUOS sense6」

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