環境にも着心地にも配慮したパタゴニアのパイル・フリースコレクション

軽量で肌触りが良く、保温性や速乾性に優れたフリースは、これからの季節には欠かせないアイテムのひとつです。市販されているフリースの多くには、石油由来で人工的に作り出された繊維が広く使用されていますが、こうした人口繊維が環境に与える影響にいち早く着目したのがパタゴニアです。パタゴニアがリサイクル・ポリエステルやリサイクル・ウールといった廃棄物をフリースに変える手法に取り組む初のアウトドア衣類メーカーになったのは、今から約30年前の1993年のことでした。

そんなパタゴニアが2021年に提案するのは、リサイクル素材100%の繊維を使用し、フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用したパイル・フリースです。環境にも身体にやさしい新作コレクションを紹介します。

【次ページ】環境に及ぼす影響を真剣に考え廃棄物から作られた素材だけを使う

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