自転車のナビはこのぐらいシンプルでいい!でも中身はかなりマルチです!

この「Beeline Velo 2」、スマホと連携することで行きたい場所までの距離と方角を液晶画面で案内してくれる自転車用ナビになります。直径5cm弱ほどの本体を自転車のハンドルに装着したら、スマホで目的地を設定してBluetoothで連携。すると本体搭載の円形ディスプレイ上に、目的地までの直線距離と方角を示してくれるという具合です。


一般的な地図アプリのように最短最速のルートを音声で指示するのではなく、ざっくりした位置関係のみ教えてくれるというのは、想像以上に心地良い使用感。「方向は合ってるみたいだし、ちょっと寄り道してみよう」「いま逆方向に向かっちゃってるけど、これくらいなら大丈夫でしょ」などなど、ユーザー自身で不安なく進む道を決められるのは大きな魅力。自転車はもちろん、気ままな散歩を楽しむ時に使うのにもよさそうです。

とは言うものの、行くべき道順がさっぱりわからないというのもやはり心もとなく、「ある程度ルートも教えてもらわないと困るんだよね」ということだってある。そこでこのモデルでは、目的地の方角を矢印と直線距離で示す“コンパスモード”のほかに、一般的な走行ルートを地図上にあらかじめ示し、次の曲がり角までの方向と距離を知らせてくれる“ルートモード”も搭載しています。

「方角と距離を頼りに走ってみたら、川を渡る橋がなかった(笑)」なんてアクシデントも楽しめるなら“コンパスモード”、目的地まで確実に到着したいときなら“ルートモード”など、状況に応じて選択できるのは安心です。

基本機能そのものは、2017年に発売された旧モデルから大きく変わるものではありませんが、搭載チップや液晶ディスプレイ、ハンドルへの取り付け方法(ストラップ内蔵型→ツイストロックマウント式)や操作ボタン(タッチパネル式→物理ボタン)、さらにナビゲーションUIや準拠する地図データの変更など、いっそうの性能向上を目指して細かい点でアップデートが図られています。

またこれは東京近郊限定となりますが、目的地と経由地を設定すると最大3つまでのルートを示してくれる“スマートルート機能”を新たに搭載。さらに、走っている道の状況を良し悪しを評価してルート検索機能の改善にフィードバックできる“ロードレーティング機能”も搭載するなど、注目の新機能も追加されています。

スマホにあれこれ指示されるのは性に合わない!という人ならぜひ一度お試しを。

>> Kibidango

<文/&GP>

 

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