メレル名作「カメレオン」が現代解釈で帰ってきた。街でも自然でも"ちょうどいい"

名作と呼ばれるスニーカーが、数年越しに姿を変えて戻ってくる。あの瞬間にどうにも弱いんです。当時履きつぶした一足が現代版にアップデートされて再登場すると聞くと、つい財布のひもがゆるんでしまう、なんて人は多いのでは?

かく言う私もその1人ですが、今回見つけて気になったのがMERRELL(メレル)の「CHAMELEON」(カメレオン)。2000年代初頭に登場し、アウトドアからタウンユースまで幅広く使えるアイコンとして長く愛されてきたモデル。そのDNAを現代的に再解釈した新作「CHAM REDUX RMT」(カメレオン リダックス リマテリアライズド)と、そのサマーエディション「CHAM REDUX SIEVE」(カメレオン リダックス シーブ)が、2026年6月19日(金)より登場しました。

■そもそもメレル「カメレオン」って、どんな一足?

まずはベースとなる「カメレオン」に触れておきましょう。

メレルは1981年にアメリカで生まれたアウトドアブランド。カスタムメイドのカウボーイブーツを手がけていた職人ランディ・メレルが、自身の腕を試すためにハイキングブーツを作ったところからその歴史は始まりました。世界160カ国で愛され、2021年にはブランド誕生40周年を迎えています。バックパッカーから定評のある「モアブ」シリーズや、累計1700万足を超える「ジャングルモック」シリーズなど、名作を数多く生み出してきたブランドです。

その代表作のひとつが「カメレオン」。山道でもタウンでも様になる懐の深さでアウトドアシーンから街履きまで、シーンを選ばずに使える汎用性が支持されてきました。名前のとおり環境に合わせて表情を変える"順応性"こそがこのモデルの核と言えます。

■復刻ではなく"再解釈"。最新テクノロジーで生まれ変わった

今回登場した「CHAM REDUX RMT」(2万8600円)は、その独自の存在感と汎用性を受け継ぎつつ、テック感のある現代的な感性を加えた一足です。単なる復刻ではなく、いまのカルチャーに合わせて作り直された、というのがポイント。メレルのなかでも実験的なライン“MERRELL 1TRL”コレクションから届けられます。

アッパーには、上質なスエードレザーと通気性に優れたオープンウィーブメッシュを組み合わせ、伝統的なレースワークを思わせる繊細なモチーフを採用。そこに独特な陰影を生む“2 Tone Torn Camo”デザインを落とし込むことで、ヘリテージの空気感と現代的なムードを同居させています。アーカイブへの敬意を払いながら、ちゃんと今の気分にもなじむ。このバランス感覚が絶妙だと思いました。

機能面も抜かりはありません。着脱をスムーズにするトグルレーシングシステムやかかとを安定させるTPUヒールカウンターを搭載し、都市から自然までシームレスに対応します。さらに両モデルには、クッション性に優れた“FloatMax”フォームミッドソールを搭載。日常の移動から週末のライトなアウトドアまで、一足で幅広いシーンをカバーしてくれる頼もしさがあります。

カラーはCASPER、COMETの2色展開。サイズはユニセックスで22.0〜28.0cmに加え、29.0cm、30.0cmまでそろいます。

【次ページ】通気性抜群の夏向けモデルも

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