サッカーの“ファンタジスタ”が足元に。形はそのまま、色だけで表情を変えたスピングルの新作

サッカーでいう“ファンタジスタ”は、定石にとらわれない発想でゲームを動かしてしまう選手のこと。世界大会で盛り上がったこの夏、その言葉をそのままモデル名に冠したスニーカーがあるのをご存じでしょうか。

それが広島発のスニーカーブランド、SPINGLE(スピングル)の“ファンタジスタモデル”。定番の形にはいっさい手を入れず、アッパーのパーツごとの配色だけを切り替えるという趣向。昨年8月に登場した第1弾が好評で、今年はその第2弾としてローカットとミドルカットの2型に新しい配色が加わりました。

スピングルは1997年に広島県府中市で生まれ、2002年にバルカナイズ製法のレザースニーカー、SPINGLE MOVE(スピングルムーヴ)を発表したメーカー。アッパーとソールを釜の中で熱と圧力をかけて結合させるという手のかかる製法を今も自社工場で続けていて、2024年にブランド名をSPINGLEへ改めた後もその作り方は変えていません。

形を変えないことを信条にしているブランドは、どこで新しさを出すのか。その答えのひとつが配色というわけです。

■一度もモデルチェンジしていない「SP-110」を、色だけで遊ぶ

まずはローカットの「SP-110FA」(2万3100円)から。ベースになっているのは2004年末に誕生し、以来一度もモデルチェンジをしていない往年のスタンダードモデル「SP-110」です。特徴的な巻き上げソールに、軽くてしなやかなカンガルーレザーのアッパー、柔らかいラテックススポンジのインソールを組み合わせた一足。ひとつの形のまま20年以上作り続けられているスニーカーは、そうそうありません。

その定番のアッパーをパーツごとに違う色で切り替えたのが今回のBlend(ブレンド)です。デニムと合わせたときにアクセントになる配色で、アウトソールもグレイベージュと淡いベージュのツートーン。ソールまで色を分けているので、横から見たときの印象がかなり変わります。

靴紐はライトグレーが付いた状態で、替え紐としてオリーブも同梱。サイズはXS〜XXLのユニセックス8サイズ展開で、XXLのみ2万5300円になります。

【次ページ】サイドゴアのミドルカットにも“ファンタジスタ”を

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